
イベント
開催中
三浦綾子記念文学館 終戦75年企画展「アノ日、空ノ下デ君ハ何ヲ想フ」
開催日時
2020年6月6日(土)~2021年5月23日(日)
・6/6~10/31無休
・11月~5月は毎週月曜日が休館日
(祝日の場合は翌日に振替)
・12/28~1/5は休館
料金
入館料:大人 700円、学生 300円
※高校生以下は無料
※小中高生は無料
※賛助会員と旭川大学・短期大学部の学生も無料
※障害者手帳をご提示いただいた方は無料
お得な回数券やカフェ特典付きの電子チケットもございます。
https://hyouten.stores.jp/
概要
今年は『銃口』の連載開始から30年。同じく『青い棘』が40年を迎えます。両作品に共通する内容として、第二次世界大戦に由来する悲惨な事件が挙げられます。それは共に、国家と民衆の関係が問われる、極めて悪質で容赦しがたい出来事でした。
一つは1940〜41年の「北海道綴方教育連盟事件」、もうひとつは1944年の「中国人強制連行事件」(東川町)です。
『銃口』は『母』と共に“三浦綾子の遺言”と呼ばれ、彼女にとっての昭和と戦争を総括した作品として知られます。『青い棘』はそれより10年遡りますが、すでにその主題に近づいており、円熟期にさしかかったことを示す重要な作品だといえるでしょう。
作品全体を通じて、“生きよ”とメッセージを投げかけてくる彼女は、国家の犯した罪をあぶり出すだけでなく、読む私たちにも、「あなたは、それでいいのか?」と問います。
教師生活を通して社会を知った彼女は、“国民”としてその罪に加担したことの責任の重大さを、一身に引き受けようとしました。それこそが三浦文学の底流となります。
今回の展示では、物語の主人公たち、そして作者自身が見ていた時代と景色を、探ってみたいと思います。ぜひ、ご覧ください。
「戦争を起こさないための200冊」も展示します。
企画担当者が、“ 今、手に入る本 ”を中心にセレクト。夏・冬の課題図書選びや自由研究の下調べにもお使いいただけるのではないでしょうか。展示室でゆっくりお読みになれます。
公式サイトやSNSで最新の情報をご確認願います。
企画展詳細は下記URLでご確認願います。
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【会期延長のお知らせ】
会期変更:2021年5月23日(日)まで
(4月1日から再開予定)
公式サイトトップページでお知らせしている通り、4月1日(木)より展示等を再開を予定しております。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくの間、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、寄付金受付・通信販売等を含め、事務局は通常営業しております。
会場
三浦綾子記念文学館 本館2階企画展示室
主催者
三浦綾子記念文学館