イベント
開催終了
開催日時
2020年9月26日(土)~12月27日(日)
※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。
概要
2020年は、一原有徳の生誕110年・没後10年の節目となる年であり、その表現に再び注目が集まっています。
一原が版画制作を始めた1950年代後半は、その後80年代にかけて、国際的な「日本版画ブーム」が起こった時代でした。“印刷”技術の発展や他ジャンルの美術家の版画への参入、戦後の経済成長など版画をとりまく様々な環境が刻一刻と変化し日本の版画概念は大きく揺れ動き、版画の定義や固有性は、盛んに議論されるようになります。
1970年代は日本において版画の概念が著しく拡大し、その活況に世界が注目していたことから「版画の70年代」と言われています。
同じ頃、一原はそれまで勤めていた小樽地方貯金局(現・市立小樽美術館文学館)を退職し版画制作に専念するようになりました。
本展は、小樽の地で生涯制作を続け、版画の世界の活況から地理的にも本質的にも距離をとり“現代版画の鬼才”と呼ばれた一原と同時代の作家たちの作品とともに、一原の70年代の画業を紹介します。
料金
「公式サイト」にてご確認ください。
会場
一原有徳記念ホール(市立小樽美術館3階)
主催者
市立小樽美術館