Domingo編集部
小樽のシンボルとしてそびえ立つ天狗山。その山頂には、5つもの展望台があるって知っていますか?それぞれに少しずつ角度や高さが異なり、眺望の印象も変化していきます。そこで今回は、5つの展望台すべてをご紹介!お気に入りのビューポイントを探してみましょう。
天狗山は徒歩や車でも登れますが、おすすめはロープウェイ!特に初めて訪れるなら、ぜひロープウェイから見える景色も楽しんでみてください。山頂に到着して、そのまま駅舎の屋上まで上ると「屋上展望台」があります。
5つの展望台の中でいちばん高い場所にあり、積丹半島や対岸の暑寒別連峰の山並み、さらには日本海などの大パノラマが一望できます。
また、北海道三大夜景に認定されている小樽の夜景を眺めることができるのも、天狗山の素晴らしいところです。
運行するロープウェイと小樽の街並みを同時に写真に収めたいなら、ロープウェイの駅舎から向かって左側にある「第1展望台」がベスト。展望台前方には、天狗山最大の斜度40度を誇るスキーゲレンデも見ることができます。
そして駅舎の右側にあるのが、樹齢100年を越える一本桜がシンボルの「天狗桜展望台」。幅3.6m、奥行2.0mのウッドデッキ「TENGUUテラス」(テングーテラス)も設置され、小樽の街並みをいちばん間近に見ることができるスポット。景色を眺めながらのんびりとくつろげますよ。
天狗桜展望台からさらに先へ進むと、東屋が目印の「第2展望台」があります。実はこの第2展望台は「小樽市重要眺望地点」に指定されいて、ここから見ると小樽市街の全体がスッポリと視野に入り、まさに小樽を代表する眺望が楽しめる場所なのです。
第2展望台から森林の中をくぐり抜けると最も札幌に近い「第3展望台」が現れます。設置された「満天ステージ」からは、前方に天狗の顔のように見える「天狗岩」や、建設予定の北海道新幹線小樽駅(仮称)もすぐ下に見えるようになるはず。
秋は紅葉、冬は雪と季節によって景色もガラリと変わるので、季節ごとの風景を求めて何度も訪れるのもいいかもしれません。ただし、屋上展望台、第1展望台、そして第3展望台の満天ステージは冬期閉鎖しているのでご注意ください。
さらに山頂を目指して散策する山頂森林浴コースの途中にも「見晴台」と書かれた看板が立つ絶景ポイントがあります。各展望台より高い場所なので、また違った風景を楽しむことができます。
野鳥の声を聞きながら標高532mの山頂へと向かう、一周1.6km、約20分。小さな子どもでも無理なく散策できるので、せっかくなら頂上を目指しましょう!
途中、QRコードが付いている木の幹があるのでスマホをかざしてみてください。すると、その木について詳しい情報を知ることができます。知識を習得しながら森林浴もできて、眺望も堪能できる…まさに一石三鳥ですね!展望台と合わせて、ぜひ体験してみてください。
小樽天狗山ロープウェイ・スキー場
■所在地:小樽市最上2丁目16-15
■問い合わせ先:0134‐33‐7381
「小樽天狗山ロープウェイ・スキー場」の詳細をDomingoで見る
ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。