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「想像以上につるつる…」今の北海道は本当に滑る!冬の北海道観光で転ばないための歩き方&事前準備まとめ
今の北海道、なぜこんなに滑る?観光客が驚く冬道事情
現在の北海道は、日中に解けた雪が夜間や朝の冷え込みで再凍結し、歩道や横断歩道が一気に氷状態になる日が続いています。場所によっては、まるでアイススケート場のような路面になることも。
さらに厄介なのが、見た目は濡れているだけに見えるのに、実は氷になっているという「ブラックアイスバーン」。ある程度の雪が積もっているところを歩くときは、自然と足元に気をつけると思いますが、「雪がない=安全」という気持ちでいるとブラックアイスバーンなどはとても危険。常に“滑るかもしれない”という前提で歩く意識がとても大切です。
靴選びで失敗しない!北海道旅行におすすめの靴とNG例
冬の北海道観光で、転倒リスクを大きく左右するのが靴選び。どんなに慎重に歩いても、靴によってはどこを歩いてもつるつると滑ってしまうことがあります。
■おすすめの靴
・防滑ソール付きの冬靴・スノーブーツ
・靴底がゴム製で、溝がしっかり入っているもの
■避けたい靴
・普通のスニーカー
・革靴・ローファー
・ヒールのある靴、厚底靴
「冬靴を持っていない」という方には、着脱式の滑り止めがおすすめ。新千歳空港や道内のコンビニで1,000円前後で購入でき、あると安心感がまったく違います。
現地で必ず役立つ!冬の北海道・持ち物チェックリスト
滑りやすい北海道の冬道では、転ばないための準備&転んだときの備えが重要です。
■冬の北海道・持ち物チェックリスト
・手袋(防寒+転倒時のケガ防止)
・ニット帽や耳あて
・防水仕様のアウター
・両手が空くリュックや肩掛けのカバン
・着脱式滑り止め(もしあれば)
特に手袋はとっても重要。万が一転倒した際、躊躇なく手をついて頭や大事な部分を守れるかで、ケガのリスクが大きく変わります。おしゃれよりも実用性重視がおすすめです。
雪道初心者は要注意!北海道流・安全な歩き方は「ペンギン歩き」
滑る道での基本は、北海道ではおなじみの「ペンギン歩き」がコツ!
■冬道歩きの秘訣!「ペンギン歩き」3つのポイント
・歩幅を小さく
・すり足気味で
・重心はやや前
ちょっとしたコツですが、これだけで転倒や大ケガのリスクは大きく減ります。また、スマートフォンを見ながら歩かない・急がないことも重要。どこに滑る場所が潜んでいるかわからないため、一歩一歩を意識して歩きましょう。
足元をしっかり対策して、安心・安全な北海道観光を!
冬の北海道には、雪景色、グルメ、温泉など、この季節ならではの魅力がたくさんあります。一方で、転倒は思わぬ大ケガにつながることも。少しの準備と意識で、防げるトラブルはたくさんあります。足元対策をしっかり整えて、安心・安全に北海道の冬観光を楽しんでください。