初代堀井胤吉は、1821年に近江国に生まれ、幕末の名工大慶直胤と月山貞吉に師事し、刀鍛冶となりました。
その後、明治政府による廃刀令や第二次世界大戦後のGHQによる作刀禁止による苦難の時代がありました。
しかし、日本製鋼所(日本製鋼所M＆E)が開設した瑞泉鍛刀所と堀井家の大きな尽力により、作刀技術は大切に受け継がれてきました。
今回の展示会では、初代堀井胤吉から現在まで続く、堀井一門に伝わる伝統と技巧を受け継いで生み出された現代刀36振を展示いたします。

■「坂本龍馬と刀剣～堀井俊秀と龍馬・佩刀吉行の邂逅」
幕末の志士、坂本龍馬が、なぜ北海道に関係があるのでしょうか？
現在、京都国立博物館が所蔵している坂本龍馬の佩刀として知られている｢陸奥守吉行｣。
今回の「第10回刀剣展～堀井一門展～」との関係は如何に！？
日時：令和3年11月13日(土) 10時～12時 白老町コミュニティセンター
講師：小宮山 一夫 氏 (北海道龍馬会事務局長)
定員：30名(事前申し込みが必要です)

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