第126回サイエンス・カフェ札幌「北海道いるか・くじら110番~鯨類研究を支えるストランディング~」(札幌市)| Domingo -ドミンゴ-

第126回サイエンス・カフェ札幌「北海道いるか・くじら110番~鯨類研究を支えるストランディング~」

開催日時

2022年11月20日(日)

14:30~16:00(開場14:00)

今回のテーマはイルカ・クジラ。みなさんはどのようなイメージを思い浮かべますか?

大海原を悠然と泳ぎ、背中から潮を吹き上げるクジラの姿や、水族館で華麗にジャンプするイルカを想像するかもしれません。そもそも、イルカやクジラ、シャチなども含めて、鯨類(げいるい)とひとまとめに呼ばれます。人間と鯨類は有史以前から密接な関係を持ち続けてきました。縄文時代の人々は、すでに鯨類を食べていたと考えられています。また現在でも鯨類に関するアイヌの伝承や踊りが多く伝えられています。

人間は鯨類と長くつきあってきたにもかかわらず、鯨類についての知識は非常に限られており、謎が多いといえます。それは鯨類が水中生活のため、接点が少ないからです。一方で、鯨類は海の生態系の頂点にいます。そのため、海洋生態系の全てと関係があります。鯨類を知ることによって、海洋生態系を知ることができます。

鯨類の謎に迫るために、沖で死んで海岸に漂着した鯨類の解剖調査などから個体の情報を収集、分析を行っているのが、今回のゲスト松石隆(まついし・たかし)さんと松田純佳(まつだ・あやか)さんです。漂着した鯨類の「検死」をすることで、年齢、性別、食べたものなどがわかります。こうして鯨類などの海洋生物が陸地近くに迷い込んで座礁したり、死んで海岸に漂着する現象を「ストランディング」といいます。松石さんたちは「ストランディングネットワーク北海道(SNH)」を設立し、北海道内の鯨類ストランディング情報を収集し、調査を行っています。

いったい漂着したクジラやイルカからどのようなことがわかるのでしょう。鯨類研究を支えるストランディングネットワーク北海道の活動から人間と海との関係、海洋生態系と人間の共存について考えてみませんか。

[定員]
30名(中高校生以上)

[参加申込]
WEBによる事前申込制。

[その他]
ご参加の際は以下3点の感染症対策にご協力ください
・マスクのご着用をお願いいたします
・体調が優れない場合のご参加をお控えください
・受付の際に、シートへのお名前とご連絡先のご記入をお願いたします

※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。

公式サイト お申込みはこちら

料金

参加無料

会場

紀伊國屋書店札幌本店 1F インナーガーデン(sapporo55 1F)

お問い合わせ

北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)

メール

0117065320

概要引用元: 北海道大学CoSTEP

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