
イベント
開催終了
開催日時
2023年2月18日(土)
13:30~16:00
この数年、札幌市の住宅地、市街地でのヒグマの目撃例が増え、市民生活に少なからずの影響をもたらしています。
本来は森林地帯に生息しているヒグマがヒトの生活圏に進出するのにはそれなりの理由があります。札幌市近郊でヒグマの生息域が拡大していることに加えて、ヒグマは甘いものが好物ですので、食べ物が一時的に枯渇する初夏には、サクランボや森林に接した家庭菜園の作物が狙われます。
私たちは3年前から南区で放棄された果樹園(主にサクランボ)で果樹の伐採と幹や枝の処理をする環境ボランティアを続けてきました。また、ヒグマの移動経路になっている河川の草刈りも実施してきました。
このフォーラムでは放棄された果樹の伐採だけでなく、地元住民や高校生も行ってきた河川の草刈りボランティア、ヒグマによる食害が出ている家庭菜園の実態についても報告します。これらの活動を通じて地元の人たちが自分事としてヒグマの問題を考え、主体的に取り組むヒントを示したいと思います。
[内容]
● 事例報告(各20分)
・環境ボランティアとしてのクマボラ
小川 巌(エコ・ネットワーク)
・ヒグマ対策としての放棄果樹伐採
早稲田 宏一(NPO法人EnVision環境保全事務所)
・札幌市で進めるヒグマ対策
清尾 崇(札幌市環境局環境共生担当課)
・家庭菜園で何が起きているか? -ヒグマの被害と対策の実態-
伊藤 泰幹(北海道大学文学院)
・高校生が進める河川の草刈りボランティア
藻岩高校「困ったくま」
● 休憩(約15分)
● 事例報告に対する質問(約30分)
[定員] 50名(申込み先着順)
詳しくは「公式サイト」をご覧ください。
※このフォーラムは、ほっくー基金(北洋銀行)の助成を受けて開催します。
※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。
料金
参加無料
会場
南区民センター 2階 視聴覚室
主催者
エコ・ネットワーク(環境市民団体)