概要

～牛の観察やバター作りを通して分かったことをまとめるプログラム～

｢星野リゾート リゾナーレトマム｣は、2023年7月22日～8月31日の期間に、牛が放牧されているファームエリアにて｢酪農Academy ～夏休みの自由研究～｣を実施します。当プログラムでは、まず、牛に詳しいスタッフやトマムの大自然をよく知る｢チョッカリ大魔神(＊1)｣と、酪農について学びます。そして翌朝、バターを作る実験や牛乳の飲み比べを通して、トマム牛乳(＊2と普段飲む牛乳の違いを理解。最後に、体験を通して得た知識や気づきをワークシートにまとめ、自由研究を完成できます。

＊1 夏は広大なファームエリアで農夫のように過ごし、冬はパウダースノーを満喫できるスキー場で滑走するのが得意な大魔神
＊2 ファームエリアで放牧している牛から搾った牛乳

星野リゾート リゾナーレトマムでは、この場所を美しい原風景に戻し、訪れる人々に癒しを与えたいと考え、2019年より農業プロジェクトのファーム星野を展開しています。現在では、30頭もの牛を飼養し、牛乳を乳製品に加工する生産活動に力を入れています。そこで、訪れる子どもに、牛の間近で酪農をテーマとした自由研究に取り組んでほしいという思いから、当プログラムの開催に至りました。この体験を通して、身近な飲み物である牛乳について理解を深め、酪農に興味をもってほしいと考えています。

■酪農Academy ～夏休みの自由研究～の３ステップ
・ステップ1 ファームエリアで牛や牛乳について学ぶ
当プログラムは、夏休みの自由研究に対して難しいイメージを持つことなく取り組めるよう、楽しく学べる工夫をしています。場所は、一面に草原が広がる広大なファームエリア。プログラムの始まりには、子どもとのコミュニケーションが得意なチョッカリ大魔神が登場します。子どもの緊張がほぐれたところで、牛の特徴について学ぶ事前学習をします。牛について詳しいスタッフが、｢牛はどのような生態か｣｢牛乳はどのように多種多様な乳製品に変わるのか｣などを解説。放牧されている牛の近くで行うので、間近で観察しながら、自ら考え、学びを深められます。

・ステップ2 牛乳の製法により味の違いや性質が異なることを実験する
翌朝は、2種類の牛乳を用いて味の違いや性質が異なることを実験し、牛乳の特徴について学びます。使用するのはノンホモ牛乳(＊3)であるトマム牛乳と、流通しているホモ牛乳(＊4牛乳)です。まずは、それぞれを飲み比べ、味の違いを確かめます。次に、バター作りに挑戦。牛乳の製法の違いにより、バターの味の違いや性質が異なることを、子ども自ら実験します。前日に学んだことと、実験で分かったこととを照らし合わせながら学びを深めていきます。
＊3 生乳を均一化する加工をしないため、より生乳に近い味わいがするもの
＊4 圧力をかけて生乳中の脂肪球やタンパク質を細かく砕き、均一化したもの

・ステップ3 学んだことや分かったことを｢モーモーワークシート｣にまとめる
牛を観察して発見したことや気づいたこと、実験で学んだことは、オリジナルのモーモーワークシートに書いてまとめます。モーモーワークシートは、観察した場所、スタッフから教わったこと、実験での自分の気づきなどを書ける、当プログラム限定のワークシートです。項目に沿って書き記すことで、1冊で酪農の自由研究が完成します。

[スケジュール例]
＜1日目＞
15:00 チェックイン 　　　　
16:00 ファームエリアにて牛を見ながら、チョッカリ大魔神と事前学習をする
＜2日目＞
8:00 牛乳の飲み比べやバターづくりの実験を通して、学びを深める
9:00 モーモーワークシートに学びをまとめる
11:00 チェックアウト

[対象]小学生 ※小学4～6年生推奨、リゾナーレトマム、トマム ザ・タワー宿泊者
[定員]10名（最少催行人数1名）
[予約]公式サイトにて3日前まで受付
[備考]悪天候や動物の体調により、実施できない場合があります。




※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。