■迫力満点、新船が海にすべり出す
造船所で生まれた新しい船が初めて海に滑り出す、海の街・函館ならではの進水式。華やかなセレモニーと迫力満点の進水が、一般公開されている。

函館をモデルにした映画｢海炭市叙景｣の冒頭にも迫力の映像が使われた、函館どつくの｢進水式｣。函館ならではの風景のひとつであり、船が初めて海に浮かぶ瞬間を祝う、華やかで迫力のあるセレモニーです。 函館どつくでは、近年貨物船の建造が中心でしたが、2022年には22年ぶりにフェリーが建造されました。

進水式の一般公開は3年ぶりとなります。一般の見学者は入口で見学に訪れた旨を伝えて中に入り、海に面した船台にスタンバイする船の横の通路側から見学します。命名式のあとオーナーの手によって綱が断たれると、くす玉が割れて船が滑り出し、サイレンが流れる中、紙テープをなびかせながらあっという間に海へ進水。函館どつくでは珍しい滑走(ボール)式進水方式を採用していて、間近で見る進水風景は迫力満点です。

進水式は予約なしで誰でも見学することが可能。市電の終点｢函館どつく前｣電停から門までは歩いて5分ほどですが、構内の移動にさらに時間がかかるため、時間に余裕をもって出かけることをおすすめします。日時変更の可能性もありますので、お出かけの際は公式サイトで確認を。

※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。