安彦良和、歴史マンガを語る。|北海道の「今」をお届け Domingo -ドミンゴ-

安彦良和、歴史マンガを語る。

開催日時

5月11日(土)

13:30~15:10(開場13:00)

概要

2024年度 北海道大学CoSTEP開講式特別講演

「歴史の中には、現代へのヒントとなるものがあります」

漫画家そしてアニメーターである安彦良和さんは歴史マンガの意義をこのように語ります。科学では、資料を通して事実というものを追求していきますが、歴史マンガでは歴史資料の客観性の上に作家の想像力を重ねて、新しい歴史観を作っていきます。歴史マンガは、手塚治虫さんや少女漫画家らによって、「歴史」を語る新たな手法として生み出されてきました。組織で作品を制作するアニメーターを経て、より個人の裁量で創作できるマンガという媒体に惹かれた安彦さんは、創作のテーマに「歴史」を選びました。

「歴史には、場所があり、人がいて、その人がどんなことをしたのかがわかります。そして、当時の人たちが見たであろう稜線は変わっていません」

安彦さんは、日本の古代史の取材のため、奈良県や島根県などを旅しています。社会の状況、建物の様子は変わりますが、漫画家の目に映る稜線は変わることなく、そこから想像力をふくらませストーリーを作り上げていくそうです。客観的な資料を読み込むだけでなく、その時代の人たちはどんな景色を見ていたのか、どのように歩いたのかを肌で感じることが、創作のヒントとなると安彦さんは語ります。

本講演では、これまで多くの作品を生み出されてきた安彦さんに、歴史マンガの創作に至った経緯や、その創作活動に対する想いをうかがいます。歴史マンガという創造的な表現方法を知ることで、これからの科学技術コミュニケーションの可能性を広げることになるでしょう。

[講師]安彦良和さん(漫画家、アニメーター、監督)
[定員]150名
(本プログラムは2024年度CoSTEP開講式の特別講演として開催しますが、一部、一般の方にも公開いたします。)
[申込方法]下記リンクの申込フォーム
[申込受付]4月4日(木)~26日(金)
[当選発表]5月2日(木)
・参加申し込みは1名につき1度です。※重複応募は無効となりますので、ご注意ください。
・複数でご参加いただく場合は、参加者ごとにお申込みください。
・5月2日(木)をめどに当選もしくは落選のメールをお送りします。当選された方は当日メールを受付でお見せください。
※抽選・当落については電話やメールでお問い合わせをいただいてもお答えできません。

協力:九月社、北海道大学Ph.Discover、北海道大学リカレント教育推進部
後援:札幌市
Special Thanks to:株式会社潮出版社、株式会社Gakken、株式会社KADOKAWA、株式会社玄光社、株式会社講談社、株式会社中央公論新社、株式会社徳間書店、株式会社バンダイナムコフィルムワークス、株式会社文藝春秋、PONTOON、メモリーバンク株式会社 (以上、五十音順、敬称略)

※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。

公式サイト お申込みはこちら

料金

参加無料
※事前申込制・抽選

会場

北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟 2F レクチャーホール(鈴木章ホール)

お問い合わせ

北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)

メール 0117065320

概要引用元: 北海道大学CoSTEP

※内容は予期せず変更になる場合がございます

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