イベント
開催終了
開催日時
2024年11月9日(土)~10日(日)
・1日目 11月9日(土)13:00~18:10(受付開始12:40~)
・2日目 11月10日(日)9:30~16:00
2024年11月9日(土)〜11月10日(日)一般社団法人LOCAL、 北海道大学情報基盤センター サイバーセキュリティセンター、一般社団法人セュリティ・キャンプ協議会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する「セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2024」の専門講座への参加者を募集いたします。当キャンプは全国各地で専門講義を行い、情報セキュリティの人材発掘と育成を目的としています。通常は毎年8月に開催される全国大会に比べ、講義期間は1日から2日ほど短いため、「ミニキャンプ」とも呼ばれています。今回は北海道で、25歳以下の学生を対象に専門講義を行います。
■参加資格:日本国内に居住する、2025年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童
■開催方式:現地開催
■参加費用:参加費無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。※道内の学生・生徒を対象とした交通費支援制度があります。
■募集人数:20名 選考あり
<講義内容>
■1日目 11月9日(土)13:00~18:10(受付開始12:40~)
①『オープニング』『セキュリティ・キャンプ紹介』:一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会ステアリングコミッティ
②『サイバーセキュリティと情報倫理』 :関 俊介氏 北海道警察サイバーセキュリティ対策本部 対策・官民連携係主任
サイバーセキュリティに関する技術を学ぶにあたり、情報倫理は必要不可欠です。
本講義では、サイバー犯罪に関連する法令について学ぶとともに、過去のサイバー犯罪の事例等を通じ、正しい倫理観を持って技術を活用することの重要性について説明します
③『トラフィック制御と防御を体験するネットワークセキュリティ』 :下村 そら氏 NTTコムエンジニアリング株式会社
現代のデジタルインフラストラクチャは、クラウドコンピューティングやIoT(Internet of Things)の普及により、かつてないほど複雑で多層的 なネットワーク環境を形成しています。この進化に伴い、サイバー攻撃の手法も高度化しており、ネットワークのセキュリティと効率的なトラフィッ ク管理が求められています。特に、適切なルーティングプロトコルの選定と正確なファイアウォールの設定は、ネットワークの可用性と安全性を維 持するための基本となるスキルです。 本講義では、OSPFを用いたルーティングの実装と、ファイアウォールによるトラフィック制御の技術を体系的に学ぶことで、現代の複雑なネット ワークにおけるセキュリティと管理の重要性を学びます。
■2日目 11月10日(日)9:30~16:00
④『セキュアなサーバレスアプリケーションをつくろう - AWS編』:齋藤 徳秀氏 株式会社Flatt Security
プロダクトを提供する際は、ソフトウェアの動作する環境や技術スタック、アーキテクチャを開発工数や運用、各種要件に合わせて技術選定し設計・構築を行います。その際、昨今ではKubernetesのようなコンテナオーケストレーションサービスをプラットフォームに採用する例やAWSな どのパブリッククラウドの提供するFaaSやBaaSといったサーバレスサービスも採用するといったものを事例として見るようになりました。 本講義では、上記の事例の一つであるサーバレスアプリケーションについて、どのような特性があり、セキュリティ上気にすべき観点はどこに存 在するのか、また技術選定を行う際に、何を気にすべきかについて、ハンズオンと座学を通して学んでいきたいと思います。
⑤『BGPネットワークと情報セキュリティの国際連携』:砂原 悟氏 公立千歳科学技術大学 助教
私たちが利用するインターネットはBGPネットワークによって世界中へアクセスすることを可能にしています。本講義では参加者ひとりひとりが 仮想空間上でISPの運用者としてBGP接続を行い、インターネットを構築する演習を行います。また、構築した仮想インターネット上でにおいて 情報セキュリティインシデントを体験し、より安全なサイバー空間を実現するためにはどのような国際連携が必要となるかを議論します。
※ 講師、内容につきましては、一部変更になる可能性があります。
※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。
料金
参加費無料。ただし会場までの交通費は自己負担でお願いいたします。
※道内の学生・生徒を対象とした交通費支援制度があります。
会場
北海道大学 情報基盤センター 南館
主催者
一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会