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史跡「東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡」

市内唯一の国指定史跡である「東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡」は、北海道内の代表的な近世末の陣屋跡の一つです。安政2年(1855年)勘定奉行、新渡部十次郎(新渡戸稲造の父)ら28人が事前の調査を行ない、箱館に元陣屋をおき、エトモ場所が営まれ天然の港であった室蘭には、ペケレオタ(白い、または明るい砂浜の意。現室蘭市陣屋町付近)に、出張陣屋を構築することを決めました。

翌安政3年の3月(旧暦)から南部藩の村田宗吉ら大工18人、左官4人、屋根ふき5人、土方40人、きこりなど45人余りで造営工事が進められ、同年9月に陣屋が完成しました。

幕末に南部藩士たちが海をのぞみ噴火湾東端の沿岸警備に当たったこの地は、昭和9年に史跡指定を受け、以来永く保存されてきました。現在は、緑いっぱいに包まれ桜の名所にもなっています。

室蘭市 室蘭観光推進連絡会議

所在地

室蘭市陣屋町2丁目5番1‐6

JR本輪西駅から車で10分

お問い合わせ

教育部生涯学習課

メール

0143225094

※掲載情報は2024年3月時点のものです。
※掲載情報はその後変更となる場合がございますので、詳細は公式サイトなどをご確認ください。

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