パタゴニアの世界観を体感できる新拠点!2025年12月オープン「パタゴニア 札幌」フラッグシップストアの見どころまとめ|Domingo

パタゴニアの世界観を体感できる新拠点!2025年12月オープン「パタゴニア 札幌」フラッグシップストアの見どころまとめ

世界中にファンを持つアウトドア企業「パタゴニア」が、札幌に新たなフラッグシップストア「パタゴニア 札幌」を2025年12月12日にオープン。アウトドアウェアの取り扱いはもちろん、アート作品の展示やリペアコーナー、北海道の自然と向き合う取り組みなど、店内は見どころがいっぱい。今回はそんな“パタゴニアらしさ”が詰まった新店舗の見どころを紹介します。

これまでの2店舗を統合して誕生!新たなフラッグシップストアは札幌駅のすぐ側

パタゴニア札幌

「パタゴニア札幌」外観(画像提供:パタゴニア札幌)©FACT&GRAPH,Inc.

今回オープンしたフラッグシップストア「「パタゴニア札幌」は、1994年開業の「札幌北ストア」と2003年開業の「札幌南ストア」の2店舗を統合して新たに誕生。アクセスは札幌駅から徒歩5分ほど、地下歩行空間(チ・カ・ホ)に直結するビル「ヒューリックスクエア札幌」の1階にあります。

パタゴニア札幌

地下歩行空間にあるヒューリックスクエア札幌入口

チ・カ・ホからエスカレーターで1階へ上がると、目に飛び込んでくるのは「We‘re in business to save our home planet.」の文字。「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というパタゴニアのミッションステートメントが掲げられています。

パタゴニア札幌

パタゴニアのミッションステートメント

アウトドアから日常まで。充実の品揃え

パタゴニア札幌

入口にある店内マップはスタッフさんの手描き

店内は約100坪、330平方メートルの広さがあり、ワンフロアで製品を探しやすい空間になっています。

パタゴニア札幌

スノーアクティビティで活躍しそうなアイテムも充実

雪の季節である現在は、スキー・スノーボードなどのスノーアクティビティ用のアイテムがずらりと並んでいます。

パタゴニア札幌

フィッシングのアイテムも豊富

そのほかにも登山やクライミング、サーフィン、フィッシングなど、北海道の豊かな自然を楽しむさまざまなアウトドアスポーツ用の製品も。機能性と環境への配慮を両立させたパタゴニアらしいウェアが充実しています。

パタゴニア札幌

街中でも着たいフリースやダウンも

またアウトドアスポーツ用のウェアはもちろん、日常着として活躍しそうなアウターやシャツ、帽子などの小物も豊富。

パタゴニア札幌

ゆったりとした配置で見やすいディスプレイ

シンプルで飽きのこないデザイン、着心地がよく体になじむ仕立てが魅力的です。広々とした試着室も3つあるので、気になるアイテムを試しながらじっくり選べそうです。

パタゴニア札幌

カラフルでかわいいキッズ・ベビーウェア

また、キッズやベビーのためのウェア(かわいい!)もあるので、家族みんなのお買い物も楽しめます。

パタゴニア札幌

アウトレットも要チェック

さらに、アウトレットのコーナーもあります。掘り出し物が見つかりそう。

パタゴニア札幌

環境に配慮したタンブラー、フード、ビールなど

また、レジ前には地球を再生する農業や調達方法を支援する「パタゴニア プロビジョンズ」の食品やビールなどのコーナーも。幅広い製品ラインアップで、楽しい時間が過ごせそうです。

アート作品から北海道の自然を守る活動まで。“パタゴニアらしさ”を体感

パタゴニア札幌

店内のギャラリー。現在は写真家・水越武さんの作品を展示中

たくさんのアイテムがそろい、ゆっくり買い物を楽しめる店内ですが、単にアイテムを見て購入するだけではなく、パタゴニアの世界観を感じられる空間であることが印象的。

お店の入口にはギャラリーがあり、オープン時には写真家・水越武さんの作品を展示。 北海道の大自然を写した写真が並び、さまざまなインスピレーションを与えてくれます。今後もギャラりーでは、北海道の自然や文化にまつわる作品の展示をシーズナルに行われる予定です。

パタゴニア札幌

レジ正面の木彫りは、アイヌコタン在住のアーティスト藤戸康平氏によるもの

北海道の自然や文化を意識した店内は、ファサードには札幌軟石をあしらい、テーブルやレジカウンター、床には北海道の認証木材や古材を活用。真新しいビルの1階にあるピカピカのお店でありながら、これまでにパタゴニアが積み重ねてきた歴史のようなものが感じられます。

パタゴニア札幌

試着室の中には、藤戸康平氏による、山・川・海をあしらったアートデザインのハンガーラックと、水越武氏の自然風景の作品を展示

また、店内のあちこちにトムラウシや支笏湖のアイスバブルなど北海道の大自然を切り取った写真、山・川・海からのインスピレーションによる彫刻などがちりばめられています。試着室の中にも山・川・海をモチーフにした写真やアートが飾られていました。

パタゴニア札幌

環境助成金プログラムのパネル

また、美しい自然を守るためにさまざまな取り組みをしているパタゴニアらしく、売り上げの1%を寄付している助成先の活動報告や情報を発信するコーナーもあります。

パタゴニア札幌

北海道の道南・黒松内町で川を守る取り組みを紹介するパネル

黒松内町の川や流域の自然を守る取り組みをはじめ、北海道のさまざまな地域コミュニティとのつながり、協働について知ることができます。

お気に入りのアイテムをずっと愛用するためのリペアブースも

パタゴニア札幌

愛用品を持ち込めるWorn Wear リペアブース

また店内奥には、「Worn Wear リペアブース」があり、さまざまなパーツやミシンが置かれています。メンテナンスやセルフリペアの方法をレクチャーしてもらえたり、簡単なリペアをその場で受け付けてもらえたりするのだそう。丈夫で長く愛用できるパタゴニア製品ですが、パーツが取れてしまったなどの困りごとがあれば、気軽にこちらへ持ち込んでスタッフさんに相談できます。

「パタゴニア札幌」は、店内のあちこちからパタゴニアらしさを感じたり、知識・経験豊富なスタッフさんと話したり、お買い物をするだけでなくお店を訪ねることそのものを体験として楽しめそうな場所。これまでパタゴニア製品を愛用してきた人も、初めてという人も、ぜひ気軽に訪ねてみてください。

SPOT パタゴニア 札幌

パタゴニア札幌

■所在地:札幌市中央区北3条西3丁目1-44 ヒューリックスクエア札幌1階
■営業時間:10:00~19:00
■定休日:年末年始、毎月第三水曜日
■アクセス:札幌駅から徒歩5分、さっぽろ駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)直結
「パタゴニア 札幌」の詳細と地図情報はこちら

ライタープロフィール

札幌在住ライター 羽田 さえ

岐阜県出身。2021年に熊本から札幌へ転居し、北海道の広さとおいしさに驚愕。グルメ、旅行、農業、不動産を専門とするフリーライター。

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