道路脇の崖を流れる「フンベの滝」の不思議な光景|Domingo

道路脇の崖を流れる「フンベの滝」の不思議な光景

広尾町

スポット

国道336号線を走っていると、途中、道路脇に何本もの滝が流れているという不思議な光景に出会います。 これらは「フンベの滝」と名付けられたもので、通りすがる私たちを驚かせ、楽しませてくれます。

なぜこのような滝ができたのか、そして名前の由来は何なのか、調べてみました。

まずは詳しい場所から記していきましょう。

フンベの滝が見られるのは、広尾橋からえりも方面へと5分ほど車を走らせた、フンベ地区の国道沿いです。車道からすぐ間近なところに滝が流れ落ちているのだから、知らずに走っていると、突然の出現にビックリしてしまうかもしれません。しかもそれが1本ではなく、何本も何本も、なんと150メートルの長きにわたって続いているのです。なかなか他では見られない、貴重な光景ではないでしょうか。
実はフンベの滝は、地下水が湧き出したもの。通常の滝のように、川上から流れてきた水がそのまま崖を伝って落ちるのではなく、よく見てみると、岩肌の途中から水が流れ出ているのが確認できます。さらによく見ると、岩肌を伝うだけではなく、まるで暖簾のように、数本の地下水が真っ直ぐ滴っている箇所もあります。
ところで、フンベの滝という名前も気になりませんか? 昔、このあたりに鯨が打ちつけられたことから、アイヌ語の「鯨の獲れる浜」という意味から、フンベと名付けられたのだそう。
ちなみにフンベの滝がある道路は、通称「黄金道路」と呼ばれています。かつて工事が困難なため「金を敷き詰めたように資金が費やされた道路」ということで、広尾町音調津(おしらべつ)からえりも町庶野(しょや)までの33.529kmが、こう名付けられたのだとか。

そんな黄金道路を走っていると見ることのできるフンベの滝は、夏は目にも涼しく、冬は氷柱となって、身近な自然の造形美として私たちを楽しませてくれます。通る機会のある人は、ぜひこのユニークな光景に注目してみてはいかがでしょうか。ただし、運転中はくれぐれも気をつけてくださいね。

▼詳しくはDomingoのスポットページをご覧ください
フンベの滝

取材協力
広尾町役場 水産商工観光課
所在地:北海道広尾郡広尾町西4条7丁目1
電話:01558-2-0177
公式サイト:https://www.town.hiroo.lg.jp

ライタープロフィール

北海道観光カメライター ぶちねこ

北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。

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