まち全体が遊びのフィールド!家族みんなで安平町を遊びつくそう!|Domingo

まち全体が遊びのフィールド!家族みんなで安平町を遊びつくそう!

まち

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安平町

Domingoが北海道のまちと1ヶ月間コラボしてお届けする企画、第1弾となる今回は「安平町(あびらちょう)」に密着!
まちの楽しみ方や、とっておきの特産品に関する情報を4週に渡ってお届けします。

さて、北海道も本格的な夏が到来し、夏休みの家族旅行を計画しているという方も多いのではないでしょうか。
家族でのおでかけは楽しいけれど、子どもと大人で楽しめるポイントが違い、誰かが退屈してしまっている場面もしばしば、というのが悩ましいポイントです。 そんな悩みを解決し、「家族みんなが楽しめるおでかけ」を叶えられるまちが、北海道にはあります。
「日本一」がいくつも点在していて、子どもと大人の両方の好奇心を満たしてくれるスポットがあって、美味しいグルメも堪能できる……
それは北海道胆振地方にある「安平町」です。歴史や文化、豊かな自然が作り出す、安平町の多様な楽しみ方をのぞいてみましょう!

安平町ってどんなまち?

安平町は道央、胆振管内に位置する、人口7,500名ほどの町。
安平町は、本格的チーズ専門工場発祥の地で全国的にも酪農の草分けとして知られ、近年は軽種馬の産地としても知られた「早来町」と、アサヒメロンと赤いひまわりのまち「追分町」が合併し、2006年に誕生したまちです。
農業が基幹産業で、畑作、水田、酪農が盛んです。特に遠浅地区での酪農は古い歴史を持つ乳牛改良の先進地。多くの有料牛を道内外に供給しています。
晴天の日が多く、道内でも雪の少ない比較的温暖な気候です。

安平町ホームページ
安平町Facebook
安平町ふるさと納税のご案内

安平町は「遊びに来やすい」まち

安平町は、空、海、陸からのアクセスがよく、道内の他の町や道外、世界中から遊びに来やすいまちです。
「新千歳空港」がある千歳市と隣り合う安平町は、空からのアクセスが良好。新千歳空港は国内線だけでなく国際線もあり、国内外から北海道へ遊びに来る方の多くが利用する空港です。
新千歳空港から安平町(起点:安平町総合庁舎)までは、車で最短20分、JRでも45分程度の好立地です。

また、国際港である「苫小牧港」がある苫小牧市と隣接しているので、海からのアクセスも良好です。
苫小牧港から安平町までは、車で最短30分、JR&バスではタイミング次第ではありますが1時間程度と好アクセスです。

そして安平町にはJR石勝線、室蘭本線、高速道路が通っており、陸からのアクセスもとても良好。
道東自動車道の追分町インターチェンジがあるため、高速道路を使えば札幌市(起点:札幌市役所)まで1時間とちょっと、帯広市(起点:帯広市役所)まで2時間半かからずに到着することができます。

安平町を遊びつくそう!

プラン1 安平町の「日本一」を巡る旅

安平町にいくつも存在する「日本一」を巡る旅はいかがですか?

チーズにまつわる「日本一」

昭和8年、当時の安平村遠浅(現在の安平町早来地区)に建てられたチーズ工場は、日本で初めての大規模なチーズ専門工場でした。
売り出されたチーズはたちまち品切れの盛況ぶりで、注文に応じきれず拡張に次ぐ拡張。工場は1,680㎡にも達したんだとか。

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画像提供(クレジット=雪印メグミルクHPより)


昭和8年から品質の高いチーズを作り続けたチーズ工場は、昭和60年に大樹町に移転。

そこで52年刻んできた歴史と思い出の重みを感じ、「この町にもう一度チーズの灯をともしたい!」とスタートしたのが、「夢民舎」です。
夢民舎では、カマンベールチーズやモッツァレラチーズをはじめとしたナチュラルチーズ、それを使ったスイーツなどを製造。とても食べやすくおいしいチーズには多くのファンがついています。

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提供:安平町


そんなチーズを使ったグルメを楽しめるのが夢民舎の直営店「レストランみやもと」です。
各種チーズを購入できるのはもちろんのこと、カマンベールチーズを練りこんだソフトクリーム「はやきたカマンベールソフト」や、「カマンベールコロッケ」、「カチョカバロと野菜のハンバーグ」などチーズを思う存分楽しめるメニューがたくさん…!

レストランみやもとで、チーズを楽しみながらまちの歴史を感じてみてはいかがですか?

miyamoto

提供:安平町

レストランみやもと

SLにまつわる「日本一」

安平町追分地区は、日本で最後にSL「さよなら列車」が走った地です。

明治時代にレールが敷設されて以来、空知地方や夕張から採掘された石炭を室蘭方面に運ぶ拠点として、道内では5本の指に入るほどの大きな機関区が開設され、長らく鉄道の要衝として発展してきました。
昭和50年12月14日、SLによる定期旅客運行列車として日本最後に運行したのが、室蘭~岩見沢間でした。室蘭線沿線はさよならSLを惜しむファンであふれたと言われています。
また、昭和50年12月24日、追分~夕張間をSLさよなら貨物列車が運行しました。石炭専用列車が追分駅構内に到着し、すべての国鉄本線からSLが姿を消し、引退しました。

そんなSLの歴史を知ることができるスポットが、「安平町鉄道資料館」です。
道の駅あびらD51ステーションに併設している鉄道資料館は、鉄道に関する貴重な資料を収集・展示した鉄道のまちとして発展した安平町ならではの観光スポット。
資料館には鉄道ファン必見のD51機関車や現在では希少なSL部品も保存展示しています。

鉄道ファンも、これまでファンでなかった方も、その迫力と歴史に感動すること間違いなしです!

安平町鉄道資料館(道の駅あびら D51ステーション内)

提供:安平町


安平町鉄道資料館

「森林」にまつわる日本一

今から100年以上前の明治35年(1902年)に、現在の鹿公園内の森林が日本で最古の保健保安林として指定されました。
健保安林とは、生活環境保全機能、及び保健休養機能の高い森林、すなわち、人間の健康を守るものとして保護することが不可欠な森林です。

当時は、道内の至る所が原生林であったにもかかわらず、なぜ小さな町の一画が保健保安林として残されたのか、詳細は不明ですが、明治25年にSLが走り、それ以降に鉄道拠点となることが見通されていた点や、明治33年に当時東洋一と言われたコークス場が操業したことが要因ではないかとの節もあります。
当地の開発が進む中、未来のために自然を残そうという先人達の想いが表れたものと推測されます。この森林は、町民憩いの場として親しまれているほか、キャンプ場やアスレチック、パークゴルフ場等が整備されているため、レクリエーション拠点として町外者の来場も多いです。
また、運が良ければ、夏に園内の池でホタルを見ることもできます。

安平町鹿公園

安平町鹿公園

「馬」にまつわる日本一

ここ安平町には、日本一勝ち馬を輩出する牧場「ノーザンファーム」があります。
あの「ディープインパクト」や「アーモンドアイ」を輩出したノーザンファームは、生産者別のGⅠレースの優勝馬の数や、競走条件(クラス)を区分するための賞金である収得賞金において日本一!
※馬の観察等ができる場所は設けられていません。
ノーザンファーム

町内にはノーザンファームの他にも、競走馬の生産牧場は多くあります。車を走らせれば、かっこいい馬たちを眺めることもできますよ。

また、種牡馬を繋養する牧場の1つである社台スタリオンステーションでは繋養種牡馬の一般展示を行っています。馬をじっくり観察したい方にはおすすめの施設です。
※繁殖シーズンは見学を中止しておりますので、ホームページをお確かめください。

社台スタリオンステーション


社台スタリオンステーション

プラン2 子どもも大人も安平町をまるごと楽しむ

子どもから大人まで楽しめる「道の駅あびら D51ステーション」を中心として、安平町でキャンプを楽しむのはいかがでしょうか?

道の駅あびら D51ステーションを楽しむ

駅舎をイメージして作られた「道の駅あびら D51ステーション」、まずは建物の中をのぞいてみましょう。
鉄道資料館やテイクアウト&ベーカリーコーナー、地域の特産品、農産品直売所等がある、安平町の観光情報の拠点です。

「農産物直売所」では安平町と近郊の生産者さんが育てた農産品、畜産品、加工品等が販売されており、生産者さん自ら並べにくる朝どれの野菜を朝9時から購入することができます。
キャンプで食べたい、野菜や畜産品、ドリンクなどお買い物をするのが◎。

農産物直売所

提供:安平町


そして、道の駅あびら D51ステーションの外には、2021年4月、「ポッポらんど(柏が丘公園)」がオープンしました。
トランポリンのように飛び跳ねて遊べる「ふわふわドーム」や、石炭で走る「ミニSL乗車体験」など子どもたちが楽しめる施設が充実しています。

ポッポらんど

提供:安平町


大人が買い物をしている間、子どもたちも外で遊ぶことができ、家族みんなが楽しめる道の駅なのです。

道の駅あびら D51ステーション


道の駅あびら D51ステーション
道の駅あびら D51ステーションFacebook

キャンプを楽しむ

食材を調達したら、キャンプ場に向かいます。 安平町には町営のキャンプ場が2ヶ所。早来地区にはときわキャンプ場、追分地区には鹿公園キャンプ場があります。
早来地区のときわキャンプ場は、フリーサイトのキャンプ場。周囲は自然環境に恵まれ、野鳥・昆虫の観察など自然とのふれあいが楽しめます。フリーサイトの他、バンガロー、ツリーハウス、バーベキューコーナーを常設し、アスレチック遊具や70mのローラー滑り台、パークゴルフ場もあり、心と体をリフレッシュするにはもってこいの場所です。
追分地区の鹿公園キャンプ場は、森林にまつわる「日本一」でご紹介した日本最古の保健保安林内にあるキャンプ場です。「フリーサイト」は第1、第2サイトに分かれており、ペットの同伴も可能!また、1日5組限定の「手ぶらキャンプ」は、テントの設営・撤去が不要で、キャンプ初心者の方も簡単にキャンプを楽しむことができます。
鹿公園では、その名の通り間近で鹿を鑑賞することができます。またドッグランも整備されているので、犬を飼っている方も安心して一緒に楽しむこともできます。

ときわキャンプ場

ときわキャンプ場

鹿公園キャンプ場

鹿公園キャンプ場

まちを楽しむ

安平町内には、ふらっと立ち寄ることができるカフェやレストランも。ひとやすみしに、おいしいスイーツやドリンク、食事を楽しみに、立ち寄ってみてはいかがですか?

「コーヒースタンド シエスタ」
自家焙煎珈琲の専門店です。店内にはお子様連れでもゆっくり珈琲を楽しめるお座敷スペースやカウンター席等もあります。人気のスムージやスイーツドリンクも是非飲んでみてください。

コーヒースタンド シエスタ

コーヒースタンド シエスタ

コーヒースタンド シエスタ

「レストランみやもと」
チーズに関する「日本一」でご紹介したレストランみやもとは、チーズ工場発祥の地でカマンベールチーズから始まり、現在は11種類のチーズを作っている夢民舎直営のレストランです。ホエー豚(夢民豚), ホエー鶏も育てチーズと豚肉と有精卵そして地元の野菜を使った料理を提供しています。

レストランみやもと

レストランみやもと


いかがでしたか?
安平町は、たくさんの「日本一」があり、回遊してたのしい町でした。他の町からのアクセスもとても良いので、道内旅行の旅先として、また道外や国外からの北海道旅行では、第一目的地としてまず安平町を訪れてみるのはいかがでしょうか?

次の記事では特産品のご紹介とプレゼントキャンペーンも?!チェックしてみてくださいね。

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