Domingo 記事
田んぼの虹。
空の虹が反射しているわけではなく、田んぼに浮かぶ鉄バクテリアのプリズム現象だそう。
@donchan1101さんの投稿より引用
まるで虹が田んぼの水面に降り立ったかのような一枚の写真。水面には赤や青、紫などの鮮やかなグラデーションが広がり、普段見慣れた田んぼとはまったく違う幻想的な景色が映し出されています。
この投稿には2万件を超える「いいね!」が集まり、「こんなのあるんか」「綺麗すぎる!」「まるでおとぎ話の世界」「まだまだ知らないことが沢山ある…」といったコメントが寄せられ、大きな反響を呼んでいます。
虹の正体は「鉄バクテリア」が生み出す“光の干渉現象”
今回の現象を撮影している様子
この写真を撮影したのは、北海道美瑛町に移住し、農業を営みながら写真や動画作品を発表している坪井智洋さん。撮影日は2026年5月23日。時間は朝6時頃でした。坪井さんは当時の様子について、「この現象が起きることは知っていたのですが、実際に目の前で見られると嬉しかったです。」と話します。
一見すると空にかかった虹が水面へ映り込んでいるようにも見えますが、実はそうではありません。虹色に見える正体は、田んぼの水面に浮かぶ「鉄バクテリア」による薄膜(はくまく)干渉現象。鉄分を含む水環境で発生する薄い膜に光が当たり、光の干渉によって虹色に見えることがあります。条件がそろったときだけ現れるため、なかなか出会えない神秘的な光景です。
北海道には雄大な景色や有名な観光地が数多くありますが、今回のように何気ない田園風景の中にも驚くような美しさが隠れています。身近な風景にも目を向けながら、その土地ならではの一瞬の絶景を探してみてはいかがでしょうか。
取材協力・写真提供:坪井智洋
・X(旧Twitter):@donchan1101
・Instagram:@dondondondondondonchan
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