イベント
開催終了
開催日時
2022年2月5日(土)~6日(日)
知床では専門家・行政・関係団体・住民が連携し、長年苦労しながら現在の管理システムを創ってきました。順応的管理の仕組み作り、地域の合意形成、現場業務と結果のフィードバックなど、世界自然遺産登録にあたって取り入れた科学的保護管理について、講義・実習・演習を通して考え、業務に役立つ実践的能力を高めませんか。
テーマ:科学的保護管理システムの構築と実践=世界自然遺産地域の経験を全国へ=
対象:全国で生物多様性や利用と保護をテーマに、実務に携わっている皆様
定員:40人
☆プログラム内容
【第1部 知床の保護管理体制】
1-1 知床世界遺産登録につなげる管理体制の立ち上げ
1-2 知床世界遺産地域管理体制の現況
【第2部 科学的保護管理システムの構築とその理論】
2-1 管理体制構築と科学委員会の果たした役割
2-2 モニタリングと順応的管理
2-3 知床エコツーリズム戦略と合意形成システム
【第3部 科学的保護管理の実際と現地業務の展開】
3-1 エゾシカ個体群管理による植生回復
3-2 河川工作物の改善による生態系復元
3-3 ヒグマと利用者・住民のマネジメント
3-4 利用調整の実際と資源価値・満足度の向上
【第4部 総合質疑とディスカッション】
4-1 総合質疑とディスカッション
★知床の科学的保護管理体制の構築と現状を包括的に学びます。
<現地実習・演習>
日程:2022年6月11日(土)〜12日(日)
定員:20人
受講料:3,000円
参加費:22,000円
(2泊分の宿泊費・食費など実費をいただきます)
※宿舎(斜里町ウトロ)までの往復交通費は各自負担
※11日9:00開会、13日9:00解散です
☆プログラム内容
実習1,2:知床五湖・カムイワッカ地区の保全と利用
実習3 :岩尾別川流域生態系の保全と河川工作物
実習4 :エゾシカ管理の実際
演習 :順応的管理と合意形成に関する演習
★講義・実習で学んだことを基に演習(グループワーク)を行い、適正利用に関する管理計画・モニタリング計画の作成・発表を行います。
★オンライン講義の受講者が対象です。
オンライン講義、実習・演習の申し込み先
Googleフォームより、必要事項を記入の上、お申し込みください。
詳細は下記の公式サイトをご覧ください。
※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。
会場
オンライン(Zoom)
主催者
公益財団法人 知床自然大学院大学設立財団