2023年度札響の年間テーマ「夜」に基づく東京公演。2024年のブルックナー生誕200年に、バーメルトは彼の交響曲の中で最も愛する｢第6番｣を取り上げます。『夜』の選曲は、名曲でありながら演奏頻度の高くないブリテンの｢セレナード(夜曲)｣。優れたテノールとホルンが欠かせない作品です。ボストリッジは当代随一のブリテン歌手。無名だった頃の彼は、バーメルトが監督を務めていたルツェルン音楽祭で｢マタイ受難曲｣に抜擢され大成功を収めています。ボストリッジはアレグリーニについて｢想像力が豊かな最高の音楽のパートナー｣、アレグリーニはボストリッジを｢天使のようで、また悪魔のような、美も毒も持ち合わせる声。日本での共演が楽しみ｣と互いに称賛しています。ブリテンの夕暮れからの逍遥がブルックナーの音楽に見事に連なるバーメルトこだわりの美しいプログラムです。

■指揮者 / 共演者
指揮 / マティアス・バーメルト
テノール / イアン・ボストリッジ
ホルン / アレッシオ・アレグリーニ

■曲目
〇ブリテン
・セレナード～テノール、ホルンと弦楽のための
〇ブルックナー
・交響曲第６番

※チケット販売日調整中

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