ヒグマと共存・人との大事な境界線創出プロジェクト【電気柵で市街地区を完全包囲!】|北海道の「今」をお届け Domingo -ドミンゴ-

ヒグマと共存・人との大事な境界線創出プロジェクト【電気柵で市街地区を完全包囲!】

開催日時

2023年12月15日(金)~2024年3月14日(木)

※募集期間は、延長の場合がございます。

概要

北海道羅臼町と株式会社トラストバンクは、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」で、ヒグマから町民を守る電気柵の維持管理費のためのプロジェクトを開始します。

世界自然遺産知床・羅臼町は、海洋生態系と陸上生態系が相互に関係性をもち、かけがえのない生物多様性にあふれた世界的にも重要な地域として認められた地です。地域の保護制度も充実しており、海洋を含むエリアの自然遺産登録は、知床が日本では初めての場所です。知床半島は、陸上における食物連鎖の頂点に君臨するヒグマの高密度生息地域として知られ、海岸沿いで漁業を営む羅臼の人々は昔から「共存」の意識で生活してきました。しかし、近年人里に出没するヒグマが多発している現状があります。人間と野生動物の「距離」や「意識」の変化はあるにせよ、羅臼町ではそうした視点から野生を見つめ、人間の行いの見直しをしています。野生との共生は、ここでの日々の暮らしと一体であるため、人とヒグマの境界線について改めて考える必要があります。

町では大手企業からの支援を受け、ヒグマの出没を抑制するための電気柵を町内各所に設置しました。その効果は大きく、電気柵が設置されている箇所におけるヒグマの出没を減少させることができました。ところが、電気柵を稼働させるための維持管理には多額の費用が必要であり、企業からの支援が終了する令和6年以降の費用の確保が困難な状況です。

全国各地でクマ被害が相次ぐ中、野生動物の保護や共存・共生についても重要な課題として問われています。こうした背景を鑑みて、世界自然遺産の地・知床羅臼町から多くの方々とこの問題に共に考え、共に取り組むためにGCF®を活用します。

ヒグマが生息できる森をこのままの状態で後世に繋ぎ、ヒグマとの軋轢も限りなくゼロにすることが知床羅臼町の願いです。
[目標金額]59,134,000円
[募集期間]2023年12月15日~2024年3月14日(90日間)
[寄付金の使い道]
・市街地区を中心とした電気柵の再建工事および町内電気柵維持管理事業
・その他ヒグマの共存に繋がる各種取り組み

■北海道羅臼町
北海道羅臼町は世界自然遺産に指定された知床半島の南側に位置する自然豊かな町です。アイヌ語で「大地の果てる所」を意味するシリエトクが語源といわれる知床半島の厳しくも豊かな自然と共生しながら、漁業を中心とした水産業の町として歩んで参りました。一年を通して季節折々の海産物が水揚げされています。「羅臼のふつうは、日本のごちそう。」どれも鮮度が良く自信をもっておすすめできます。羅臼の海産物をぜひご賞味ください。一年を通して様々な動物と出会える可能性がある洋上でのクジラ・イルカ・バードウォッチング、日本百名山にも選ばれた羅臼岳登山、トレッキング、スキューバダイビングなど海から山まで自然を対象としたアクティビティも豊富です。旅の疲れを癒してくれる温泉も豊富で無料の露天風呂もあります。

■ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)とは
トラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。

※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。

公式サイト

会場

オンライン(ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」)

お問い合わせ

羅臼町

概要引用元: PR TIMES

※内容は予期せず変更になる場合がございます

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