北海道では、五稜星(ごりょうせい)が開拓使のシンボルとして使われていた歴史があり、星のかたちは、札幌の街にとって一つのアイデンティティともいえます。札幌市のマーク（札幌市徽(き)章）もヒトデと同じく“星型”をモチーフにしており、市内の消火栓やマンホール、観光施設、企業ロゴなどにも広く用いられています。

本企画展では、札幌市の協力のもと、七夕の短冊に願いごとを書く文化になぞられ、市の徽章にふさわしい“スター”を選んで投票する観察体験プログラムを実施します。ヒトデのさまざまな特徴を観察しながら、「札幌市徽章」やその歴史についても楽しく学ぶ、「水族館×まち」のコラボレーションプログラムです。

■展示：新展示8種類を含む計10種類のヒトデを展示
イトマキヒトデやカワテブクロなどの新展示を含む、10種類のヒトデを展示します。
・展示生物：アライボヒトデ、カワテブクロ、イトマキヒトデ、コブヒトデ、コブヒトデモドキ、アオヒトデ、カスリモミジガイ、マンジュウヒトデ、ルソンヒトデ、ビスケットスターの仲間※生物の体調により、変更・中止する場合があります
■体験プログラム：星に願いを！？「さっぽろスター誕生!」
企画展で展示している、色や形など多様な姿の 10 種類のヒトデのなかから、札幌市徽章にふさわしいヒトデを「札幌のスター」として選んで投票します。投票結果は、AOAO SAPPOROのSNSを通じて、ヒトデの不思議とともに定期的に発信していきます。