「やさしさだけじゃ、たどり着けない未来の話を。」

厳しさだけでは、たどり着けない未来がある。
だからこそ、やさしさが必要だ。
──けれど、視点を変えてみるとどうだろう？

やさしさだけでは、たどり着けない未来もある。
だからこそ、厳しさも必要だ。

どちらが正解、という絶対的な答えはありません。
でも、ひとつだけ、強く言えることがあります。
「やさしさと厳しさ、その両方を携えてはじめて、たどり着ける未来がある。」

今回の「道雪解議」では、各セッションを通じて、 今まさに目の前にある、乗り越えるのが困難な問題や、見て見ぬふりをしたくなる現実に向き合います。
その上で、それでも私たちが信じたい「希望」や「兆し」に目を向け、語り合います。

前回に引き続き、1時間のトークセッションの後には、参加者同士による30分の対話の時間を設けます。
ただ“聴くだけ”で終わらないように。考え、言葉にし、循環させる場を大切にします。
問いと往来のある時間の中で、 「道雪解議」という名のとおり、閉ざされた道が、少しずつ融けていきますように。



道雪解議の由来
「みちばた」で話すような気軽さで、“問いを往来”する。
「ゆきどけ」のように、そこにあった当たり前が“とけていく”。
「うちとけ」が、“共通の願い”を生み出す素地となる。

開催背景
「道雪解議」は、2021年春に京都で開催された「Community Based Companies Forum（CBC Forum）〜希望の兆しかもしれない。見本市〜」のバトンを引き継ぎ、北海道から、日本、そして世界の文化経済が創り出す、美しい経済の風景や未来が歓迎する新しい価値と可能性を探究します。


※Community Based Companies Forumとは 「地域企業」の理念に賛同する企業や市民によって、2021年3月に京都からスタートしたムーブメントです。持続可能な社会へ向けた経済活動の実践知を共有し、共感する多様な自治体、企業、市民が繋がり合う場として開催され、フォーラムの開催を通じて「地域企業」の理念が全国に広がっています。 中小企業をはじめ、地域に根差し、地域とともに継承・発展する企業を「地域企業」（英訳：「Community Based Companies」）として、地域が一体となって「地域企業」の持続的発展を推進する「京都市地域企業の持続的発展の推進に関する条例」が京都市で施行されています。



概要
■日時：2025年6月21日（土）9:45~18:30

■会場：北翔大学 円山キャンパス
所在地： 〒064-0801 北海道札幌市中央区南１条西２２丁目１−１ 北方圏学術情報センターポルト

■想定参加人数：
社会人：80名
学生：50名
合計：130名

「Community Based Economy」の循環を通して、地域とともに発展しようと取り組む北海道内の地域企業等、また日本各地の自治体・事業者・学生や個人におすすめです


■参加費
社会人：5,000円（税込）
学生：1,000円（税込）