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天の川

天の川は渡島山地の分水嶺に源を発する、自然豊かな流域延長28.6kmの二級河川です。
天にかかる天の川同様、古くから町の人に親しまれ、上ノ国の歴史を静かに見守ってきました。

★天の川★
町の中央を流れる清流。川釣りのメッカ。とくに7月~8月のアユ釣りシーズンは賑わう。支流の中小河川はヤマメ・イワナ釣りもできる。中流の中州には、アオサギのコロニー(繁殖地)があると言われ、晩秋には優雅な舞を披露してくれる。

★名前の由来★
元和四年(1618)キリスト教イエズス会の宣教師ジェロニモ・デ・アンジェリス(イタリア・シシリー島出身)がひどい嵐のため上ノ国の天の川付近に上陸し、陸路松前に向かった。ヨーロッパ人の最初の北海道上陸である。三年後アンジェリスは蝦夷地図を作成しているが上陸した地点に「ツガ」と表記されていたことから、上ノ国の古名ツガ(テガ)の漢字表記「天河」が天の川の名前の由来であると言われています。

★ロマンあふれる天の川橋★
橋長は188m、幅員15.5m。高欄のデザインがかささぎが羽を連ねて、橋をつくっている様子が特徴的です。また、街路灯は流れ星のイメージを優しい曲線と直線で表現した濃い緑色の歩道専用の照明灯です。橋の高欄の間にある、黄道12星座の星座絵を浮き彫りにした銅板のレリーフ。夜には、星座を形作る恒星が本物のようにきらきら光ります。

上ノ国町

所在地

北海道檜山郡上ノ国町字勝山

お問い合わせ

上ノ国町施設課財産管理グループ(内線 225)

0139552311

※掲載情報は2022年6月時点のものです。
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