くろまつないちょう
黒松内町
道央
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国の天然記念物、日本最北の「歌才ブナ林」が広がるまち


人口:2,400人
黒松内町は、北海道南西部、後志管内の南端にあり、札幌市と函館市のほぼ中間点に位置します。北は寿都町を経て日本海を臨み、南は長万部町を経て太平洋を臨んでいますが、いずれもわずかな距離で直接海岸に接することがない特殊な地形となっています。
海のない町ですが、黒松内岳からは双方の海を望むことができます。町内には道央・道南地域を結ぶ幹線道路3本とJR函館本線が伸び、交通上重要な位置でもあります。
日本海と太平洋の双方からの影響を受けるため、春から夏にかけて南南東の風が噴火湾で発生する濃霧を運んで低温となるなど、独特の現象が見うけられます。反対に冬は日本海からの北北西の風が吹き大量の雪をもたらし、道南における多雪地帯といわれています。
アイヌ語の「クル・マツ・ナイ」(和人の女のいる沢)に由来しています。昔、出稼ぎの漁夫を慕ってきた妻たちが、この地でシケに遭い、そのまま滞留したと言われています。
温帯林を構成する木の代表選手であるブナの自生する林はこの黒松内低地帯以北にはほとんど見られなくなります。つまり黒松内がブナの北限にあたるのです。このブナ北限域の代表として、「歌才ブナ林」は、学術的な価値の高さから昭和3年には国の天然記念物に指定されました。
ブナがもたらす恩恵は計り知れず、「緑のダム」と呼ばれるほどの高い保水力は、大地を潤し地域にその恵みを還元し続けてきたのです。また春夏秋冬、それぞれの季節に見せる美しい表情は訪れる人々の心を癒し、魅了し続けています。



