Domingo編集部
新千歳空港から車で約20分、札幌までなら1時間圏内に位置している安平町は、菜の花の名所としても知られています。見ごろは5月下旬から6月上旬。町にはいくつもの菜の花畑が点在し、あちこちで黄色いカーペットを広げて美しい光景を生み出しています。
この畑を巡るのが醍醐味なのですが、菜の花は連作には向きません。つまり、毎年畑の場所が変わるのです!
そこで散策の強力な味方になってくれるのが、北のなのはな会が毎年発行している「菜の花マップ」です。事前に北のなのはな会やあびら観光協会の公式サイトでチェックしてもいいですが、「道の駅あびらD51ステーション」などで手に入れることが可能です。まずは、マップをゲット!
ちなみに2022年の菜の花畑は9つあり、自動車で巡ると数時間で9つすべて制覇できます。なお、圃場によっては駐車場スペースが設けられているところもありドライブで立ち寄るにもピッタリです。
それでは、9つのうちいくつかの畑とその特徴をご紹介していきましょう。まずは4番の畑。その特徴は、何と言ってもすぐ近くをJRの線路が走っているところ!
電車と菜の花畑の2ショット写真を撮ることができます。ただし、なかなか電車が通らない時間帯もあるので、時刻表を把握しておいた方がいいかもしれません。
7番の畑は、畑の中を幌馬車(トラクター)が通るので、ちょっとしたアトラクション感覚で楽しめます。幌馬車は有料ですが、広い広い菜の花畑を約10分ほどかけて回ります。ガタガタと揺られながら、四方に広がる黄色い光景を眺めるのは、なかなか貴重な体験ですよ。
可憐な菜の花を間近に感じたいなら、3番の畑がおすすめです。なんと、畑の中を歩けちゃうのです。ちなみに歩くには、この美しい光景を守るため畑に菌などを持ち込まないよう、有料のシューズカバーを購入して靴に被せる必要があります。
胸の高さまである菜の花に埋もれたような写真が撮れるので、ぜひシューズカバーを着用して散策してみてください。
いかがでしたか? ひと言に菜の花畑といっても、それぞれに個性があり、見せ方の工夫をされていることが分かります。
実際に満開の安平町の菜の花畑を巡ってきた様子を動画でもご紹介してますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください!
いつか安平町の菜の花畑巡りをしてみたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。もちろん、畑が毎年変わるので、毎年通うのもアリですよ!
<北のなのはな会>
公式サイト:http://www.k-nanohana.com/index.html
<取材協力>
一般社団法人あびら観光協会
所在地:北海道勇払郡安平町追分柏が丘49-1
問い合わせ先:0145-29-7733
公式サイト:https://www.abikan.jp/
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ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。