Domingo編集部
Domingoではこれまで、日本最北の離島である利尻島と礼文島の魅力について、さまざまな角度からご紹介してきました。でも、最北の島ならではの驚きや発見は、まだまだたくさん。そこで今回は利尻島に焦点を当て、いつ行っても楽しめる利尻島の魅力をたっぷり紹介します!
利尻島って一体どんなところ?
一生に一度は訪れてみたい最果ての島、利尻島とは一体どんなところなのでしょう?利尻島は稚内から西へ約52km離れた場所にあり、日本百名山にも選ばれた標高1721mの利尻山を中心に、ほぼ円形の形をした島です。大自然に身を委ねて楽しむアクティビィティや北海道内でも中々出回らない貴重なグルメなど、ホットなスポットが盛りだくさん。
利尻島の語源はアイヌ語の「リ・シリ」(高い・島)。遠くから見ると、海の上に高い山を乗せた島が浮かんでいるように見えます。
利尻富士を中心に丸い形をしている利尻島は、ぐるっと一周約60.2km。車でなら約1時間で回ってこれます。自転車や車でまずはぐるっと一周回って利尻島の広さを体感するのもおすすめですよ。
利尻島の自然をダイナミックに!おすすめアクティビィティ
利尻島に来たなら、手付かずの自然をダイナミックに楽しみたいですよね。どのアクティビティも、子どもから大人まで楽しめるものばかり!ここからは、自然が多く残る利尻島ならではのアクティビティを紹介していきます。
スキーやスノーボードをしている人なら一度は体験してみたいバックカントリー。整備されていない大自然を相手に滑走していく爽快感バツグンのアクティビィティです。360度を海に囲まれた利尻島でのバックカントリーはなんとも不思議な世界。山から見下ろす世界は海と空の境界線が曖昧で息をのむほど美しく、一度滑ると何度でも来たくなるほど魅了されてしまいます。
利尻島の景色をじっくり楽しむなら、スノーシュートレッキングもおすすめ。ふわふわの雪を使った雪遊び体験や原生林の美しい雪景色など、利尻島の大自然を体感できます。
冬が終われば新芽が息吹く春がやってきます。利尻山の春~秋は登山のシーズン。山肌にはあちらこちらに多くの高山植物が咲き、中には絶滅危惧種に指定されている珍しい植物も見る事ができます。頂上についたらあまりの絶景に言葉を失ってしまうかもしれません。
そして透明度バツグンの海!利尻島ではカヌーやサップなどさまざまなマリンスポーツを楽しむことができます。海面を覗き込むと、海中で気持ちよさそうに泳いでいるイルカやあざらしに出会える可能性も。
また、利尻のディープな部分を味わってみたいなら、公衆浴場に立ち寄るのはいかがでしょうか?利尻島の温泉は美肌の湯とも呼ばれる炭酸水素塩泉やナトリウム塩化物泉が多く、ゆっくり入ればじわっと届く温泉成分が体の疲れを癒してくれます。お風呂に入りながらおすすめのグルメ情報を聞いたり、地元の方と交流するのも楽しいですよ!
静かに過ごしたいときは利尻島の歴史に触れる経験も
次にご紹介するのはゆっくりと利尻島について学んだり体験したりできる施設です。屋内の施設なので天候の影響はなし。貴重な資料も多く、ついつい夢中になってしまいますよ。
ここ利尻ウニ種苗生産センターでは、小さくて丸い赤ちゃんウニを見ることもできます。おいしい昆布を食べて育つ利尻島のウニは、言わずと知れた高級食材。ウニは何でも食べる雑食性ですが、食欲が旺盛すぎて油断すると昆布が食べられすぎるのだとか。ここでは島のウニについての展示パネルや職員による見学ツアーなど、ウニについて深く知ることができます。
利尻の歴史は全てここにある……と言っても過言ではない利尻島郷土資料館。大正2年に建てられた洋風歴史的建造物で、旧鬼脇村役場庁舎の役目を終えた昭和48年に利尻郷土資料館として開館。どこか懐かしいノスタルジックな館内には、開拓時代の島の生活を再現したものや利尻島のジオラマなどが展示されています。
利尻に来たら絶対食べたいおすすめグルメ&おみやげ
新鮮な魚介類が豊富な利尻島。特に冬は限定グルメが多く、利尻島に来て出会ったならぜひ食べてほしい!ここからは、島民おすすめの絶品グルメ&おみやげを紹介していきます。
オレンジ色に輝くおいしそうなウニ丼!ウニ漁が盛んな利尻島のウニは、他のウニとは別次元。島内では色々な場所でクリーミーで甘みも感じられるおいしいウニ丼を食べることができますよ。
そして、利尻島の冬の風物詩と言えばたちかま。たちとは、スケソウダラの白子のこと。利尻島では冬になると、このたちを使ったかまぼこの季節になります。お鍋やバター焼き、シンプルにそのままなど冬の時期にしか食べられないレアなグルメです。
こちらは北海道の郷土料理の飯寿司。飯寿司とは、北海道で取れるさまざまな魚と数種類の野菜を米こうじで発酵させてから食べる伝統的なお寿司の一種です。利尻島では脂の乗ったおいしいほっけで作る飯寿司が定番。旨味をたっぷりすったこうじと程よく馴染んだ野菜、肉厚のほっけは利尻島の冬には欠かせないおいしい冬の定番です。
インパクト抜群の「愛す利尻山」は、トッピングに乾燥ウニと塩昆布、ベビー昆布が乗ったご当地ソフトクリーム。ぐるぐるまぜるとソフトクリームが伸びるアイスに変身します。さらにウニや塩昆布、ベビー昆布それぞれの塩気や旨味がソフトクリームと融合し、塩気を感じながらもコクのある甘みも感じられます。デザートの概念を覆すおすすめソフトクリームです。
利尻の旅を堪能したあとは、楽しい思い出話と共においしいお土産をゲットしましょう!利尻島では昆布を使ったラーメンや、みんなに喜ばれるとろろ昆布のほか、うにやあわび、たこといった魚介類の缶詰めも人気です。利尻島で獲れたおいしいお土産を自分用に、そして特別な方へ贈るのにも最適です。
利尻島は自然が織りなす風景と海と空の青の鮮やかさがまぶしい場所。特に冬のアクティビティで紹介したバックカントリーから滑走する爽快感は何事にも代えがたいでしょう。その他にも空気の澄んだ空を見つめたり、季節限定のおいしいグルメを満喫したりと利尻島の旅はステキなものばかり。スケジュールをしっかり立てて思い出に残る旅行を楽しんでくださいね。
利尻島・礼文島へ行くなら北海道エアシステム(HAC)で!
HACなら札幌から55分とアクセスがとっても便利!
北海道エアシステムの札幌(丘珠)=利尻線は、夏ダイヤ(2022年3月27日~10月29日)より、これまでの1日1往復から土日祝を中心に新たに午前便を増便し、1日2往復になりました。冬ダイヤ(2022年10月30日~2023年3月25日)では、11月と3月下旬の金・日で1日2往復となります。
この増便により、札幌市など道央圏から島への観光路線として、また離島にお住いの皆さまの生活交通路線として、さらなる利便性向上を図ってまいります。
◆冬ダイヤ期間中、11/1~30、3/17~25の金・日および3/21運航
JL2881 札幌(丘珠)08:25⇒利尻09:20
JL2880 利尻09:50⇒札幌(丘珠)10:45
◆冬ダイヤ期間中、毎日運航
JL2883 札幌(丘珠)14:20⇒利尻15:15
JL2882 利尻15:45⇒札幌(丘珠)16:40
北海道エアシステムはこれからも道民の翼として、北海道の経済、医療などに貢献し、利便性の向上や地域活性化の取り組みを継続してまいります。
※運航の詳細につきましては、JAL Webサイト(https://www.jal.co.jp/jp/ja/)よりご確認ください。