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Domingo編集部
夏至の日、日本で一番昼間の時間が長いのはどこ?答えは「〇〇〇」
北海道の夏は梅雨がなく、からっとして爽やかな天候が続きます。しかし、そんな夏もあっという間に過ぎてしまいます。6月下旬には「夏至」を迎え、そこから日が短くなり始めます。そんな夏至の日、日本で一番昼間の時間が長いのは「北海道」ということをご存じでしょうか?その理由をご紹介します。
夏至の日、なぜ北海道が一番昼間の時間が長い?
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一年を通じて最も昼間の時間が長い「夏至」は、例年6月22日前後に訪れます。2024年は、6月21日金曜日です。逆に最も昼間が短い日「冬至」と比べると、およそ5時間も昼間の長さが変わります。
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「昼間の時間」とは、日の出から日の入りまでの時間を指します。しかし、なぜ夏至の日に北海道が一番昼間の時間が長いのでしょうか。その理由は、夏至の日には太陽が一年の中で最も北寄りから昇り、最も北側に沈むからです。つまり、北海道は日本の中で最も北に位置しているため、他の地域に比べて日が出ている時間が長くなるのです。
日本で一番昼間が長くなるのは北海道の「あの場所」
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では、北海道の中でも一番昼間の時間が長いのはどこでしょうか。答えは、最北端の「稚内」です。稚内にある「ノシャップ岬」は、綺麗な夕日が見られるスポットとしても知られており、夏至の日の入りを楽しむために多くの人々が訪れます。
ちなみに、夏至の日は「日の出が最も早く、日の入りが最も遅い日」と思われがちですが、実は少しだけ誤解があります。日の出が最も早い日は夏至より1週間ほど早く、一方で日の入りが最も遅い日は夏至より1週間ほど後。季節によって太陽の動き方が変わるため、このようなズレが生じます。
北海道の夏の行楽シーズンはこれからが本番!
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夏至を過ぎると昼間の時間は冬に向けて徐々に短くなっていきますが、北海道の夏はこれからが本番です!ラベンダーの見ごろは間もなくで、さらに全道各地で様々なイベントやお祭りが開催されます。最高の北海道の夏を、思いっきり楽しみましょう。
※画像はイメージです