Domingo編集部
北海道の十勝エリアといえば、日本を代表する食の宝庫。その中心地である帯広は、名物の豚丼をはじめとするご当地グルメからスイーツまで、さまざまな食が溢れています。また、帯広でしか楽しむことができない体験など、徒歩で巡ることができるスポットもいっぱい!今回は、帯広を訪れた際には立ち寄りたい街歩きスポット15選をご紹介します。
- 全国的にも名高い豚丼発祥の店「ぱんちょう」
- 帯広市内を巡るロマンチックな馬車で乾杯「馬車BAR」
- 地元で愛され続けるソウルフード「インデアンカレー まちなか店」
- 北海道土産の定番店はここ帯広発祥「六花亭 帯広本店」
- 手切りジンギスカンの元祖「平和園 本店」
- 豚丼も美味しい郷土料理と天ぷらの老舗「はげ天」
- 北海道産の原材料にこだわったお菓子がズラリ「柳月 大通本店」
- 世界で唯一の“ばんえい競馬”を観戦「帯広競馬場」
- "雪の妖精"シマエナガに会えるかも?「帯廣神社」
- ほくほくした甘さのスイートポテトが有名「クランベリー 本店」
- 炭火とオリジナル鍋で食す生ラムジンギスカン「十勝ジンギスカン倶楽部 北とうがらし」
- 隣席や店主とのふれあいが楽しめる「北の屋台」
- シマエナガのスイーツが人気「十勝トテッポ工房」
- 十勝の美味しさを詰め込んだパン「トラントランますや」
- レンタサイクル「とかっちゃ」で街を散策「エコバスセンターりくる」
1.全国的にも名高い豚丼発祥の店「ぱんちょう」
1933年創業の「ぱんちょう」は、豚丼発祥の店として全国的にも有名な老舗。養豚が盛んだった帯広市で「うなぎよりも安価でスタミナのつく料理を」と考案されたのが始まりといわれています。初代の奥さまの名前「うめ」さんにちなみ、松竹梅の価格設定が通常とは逆になっているのも特徴のひとつ。一子相伝で受け継がれてきた秘伝のタレで、創業当初と変らぬ味わいが堪能できます。
ぱんちょう
■営業時間:11:00~19:00
■住所:帯広市西1条南11丁目19番地
■JR帯広駅から徒歩3分
「ぱんちょう」の詳細や地図情報はこちら
2.帯広市内を巡るロマンチックな馬車で乾杯「馬車BAR」
「ばんえい競馬」で活躍した輓馬ムサシコマが引く馬車で、おいしいクラフトビールと地元食材で作ったおつまみを楽しみながら夜の中心市街地を巡ります。馬車は車両内から楽しめる1階と、オープンエアで楽しめる2階とに分かれており、約2キロのコースを50分ほどでまわります。蹄の音を聞きながら、のんびりとお酒と景色とを楽しむことができる体験は、日常にはない贅沢な時間を感じさせてくれることでしょう。
馬車BAR
■運行日:月・火・金・土曜日 ①18:00~ ②19:00~ ③20:00~ ※要予約
■発着地:帯広市西2条南10丁目20‐3 ホテルヌプカ前
■JR帯広駅から徒歩5分
「馬車BAR」の詳細や地図情報はこちら
3.地元で愛され続けるソウルフード「インデアンカレー まちなか店」
牛肉をふんだんに使い、数十種類のスパイスで熟成されたカレーは、一度食べたら病みつきになる人が続出する美味しさ。帯広市内で複数店舗を展開しているカレーショップの味は昔から十勝っ子の馴染みの味で、地元では家でカレーを作らずに鍋を持って店舗に買いに行く家庭も多いとか。カレールーには「ベーシックルー」「インデアンルー」「野菜ルー」の3種類があり、その味わいとトッピングや辛さの組み合わせで、自分だけのお気に入りカレーが楽しめます。市内中心部なら、まちなか店とJR帯広駅構内のエスタ店がアクセス良好です。
インデアンカレー まちなか店
■営業時間:11:00~21:00(LO 20:45)
■住所:帯広市西2条南10丁目1-1
■JR帯広駅から徒歩5分
「インデアンカレー まちなか店」の詳細や地図情報はこちら
4.北海道土産の定番店はここ帯広発祥「六花亭 帯広本店」
北海道土産の定番「マルセイバターサンド」や「ホワイトチョコ」で知られる六花亭は、1933年に帯広で創業。道内各地に店舗のある六花亭ですが、帯広本店では限定商品を購入することができます。特におすすめしたいのは賞味期限3時間の「サクサクパイ」や「マルセイアイスサンド」。イートインスペースもあるので、その場で食べることができます。併設している喫茶室もオススメです。
六花亭 帯広本店
■営業時間:9:00~18:00 / 喫茶室 11:00~16:30(LO16:00)※毎週水曜定
■住所:帯広市西2条南9丁目6
■JR帯広駅から徒歩10分
「六花亭 帯広本店」の詳細や地図情報はこちら
5.手切りジンギスカンの元祖「平和園 本店」
ジンギスカン鍋との差別化を図った「焼肉スタイルのジンギスカン」を日本で初めて提供した人気店。美味しさの秘密は、良質なマトンを一枚ずつ切り分ける「手切り」へのこだわり。ジンギスカン特有の臭みも少なく風味の良い「手切りジンギスカン」は一番人気です。また、注文を受けてからその数量分だけのタレを調合して味付けする「一丁付け」が肉のうまみを引き出します。地場産の肉も数多く取り揃えており、かつリーズナブルな価格で長く地元で愛されています。
平和園
■営業時間:11:00~23:00
■住所:帯広市大通南12丁目1-6
■JR帯広駅から徒歩5分
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6.豚丼も美味しい郷土料理と天ぷらの老舗「はげ天」
1933年創業「はげ天」は、天ぷらと郷土料理の老舗。「ぱんちょう」と共に豚丼を広めた名店です。厳選した素材を使った天ぷらや天丼はもちろん、豚丼も人気で「ぶたはげ」という豚丼専門店も別出店するほど。ホール席のほか大小様々な個室があるので、大人数での利用も安心です。食後はアイスクリームの天ぷらや天ぷらまんじゅうなど、ちょっと変わり種のデザートでシメてみてはいかがでしょう。
はげ天
■営業時間:11:00~15:00、17:30~20:30
■住所:帯広市西1条南10丁目
■JR帯広駅から徒歩5分
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7.北海道産の原材料にこだわったお菓子がズラリ「柳月 大通本店」
「三方六(さんぽうろく)」で有名な柳月も、帯広で創業。音更町にある工場兼店舗の「スイートピア・ガーデン」が人気ですが、帯広市内なら大通本店がアクセスも良くオススメ。十勝エリアの店舗でしか手に入らない限定商品の「とかち大納言」をはじめ、十勝産の原材料をふんだんに使用したお菓子が100種類以上並んでいます。
柳月 大通本店
■営業時間:8:30~19:00
■住所:帯広市大通南8丁目15
■JR帯広駅から徒歩10分
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8.世界で唯一の“ばんえい競馬”を観戦「帯広競馬場」
ばんえい競馬は、体重1トンを超える屈強な馬「ばん馬」が重りをのせた鉄ソリを引いて力とスピードを競う、世界でたったひとつの競馬。明治時代に神社のお祭りで行われた農耕馬の力比べがルーツとされています。コースには「ヤマ場」と呼ばれる2箇所の起伏があり、騎手の掛け声とダートの砂を掻き分け鉄ソリを引くばん馬の迫力には、感動すること間違いありません。
帯広競馬場
■レース開催日:(基本)土、日、月曜日 ※詳細予定は公式サイトでご確認ください
■住所:帯広市西13条南9丁目
■JR帯広駅から徒歩20分
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9."雪の妖精"シマエナガに会えるかも?「帯廣神社」
愛くるしい姿で人気の野鳥シマエナガが遊びにやってくる神社として知られ、シマエナガをあしらった御朱印やおみくじが人気。漫画で人気で後にアニメ化もされた「銀の匙」の作品にも登場した「ばんば型の絵馬」で、縁結びや商売繁昌のご利益を願ってみるのも良いかも。清めの水場である手水舎を花で彩る「花手水」も定期的に行われ、地元民や観光客にも人気の高いスポットです。
帯廣神社
■授与所開設時間:9:00~17:00
■住所:帯広市東3条南2丁目1番地
■JR帯広駅から徒歩25分
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10.ほくほくした甘さのスイートポテトが有名「クランベリー 本店」
「クランベリー」は、1972年に洋菓子専門店「アンデルセン」として創業。創業以来愛され続けている「スイートポテト」が絶品の、帯広を代表する洋菓子店です。さつまいもの皮を器にした見た目は重量感たっぷり。店頭で1個単位の量り売りがされているので、お好みのサイズを見つけて購入することができます。サクサクの「ポテトパイ」やクッキーの「シャンルル」も人気です。
クランベリー 本店
■営業時間:9:00~20:00
■住所:帯広市西2条南6丁目
■JR帯広駅から徒歩10分
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11.炭火とオリジナル鍋で食す生ラムジンギスカン「十勝ジンギスカン倶楽部 北とうがらし」
ジンギスカンといえばタレに漬け込んで味付けされたものを提供するお店が多い中、こちらは味の付いていない生ラムジンギスカンで人気のお店。味の付いていない生ラムは、オリジナルの鍋と七輪の炭火で焼き、自慢の自家製のタレに付けていただきます。柔らかくてクセもなく、さっぱりとした自慢のタレとの相性も抜群で、リピーターが続出しています。
十勝ジンギスカン倶楽部 北とうがらし
■営業時間:17:00~24:00(最終入店23:00 LO 23:30)
■住所:帯広市西1条南10-6
■JR帯広駅から徒歩5分
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12.隣席や店主とのふれあいが楽しめる「北の屋台」
和食・中華・フレンチなどの様々な屋台が軒を連ねる「北の屋台」は、帯広の空洞化した中心市街地を元気にしたいという人々によって2001年にオープン。全国の屋台村ブームの先駆けとしても知られています。どの屋台もアットホームな雰囲気で、地元のお客さんや店主との会話も弾み、知る人ぞ知る地元の情報が聞けるかも。「北の屋台」のすぐ近くには「十勝乃長屋」や「北のうまいもん通り」もあり、色々な店をはしごして楽しんでみてはいかがでしょうか
北の屋台
■営業時間:※店舗により異なります
■住所:帯広市西1条南10丁目7
■JR帯広駅から徒歩5分
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13.シマエナガのスイーツが人気「十勝トテッポ工房」
その昔帯広市から南部の町村を走っていた私鉄「十勝鉄道」の愛称「とてっぽ」が店名の由来。看板商品の「ナチュラルチーズケーキ」をはじめ、季節ごとの素材を生かした見た目も可愛い生ケーキや焼き菓子が人気です。店舗に併設されている「とてっぽ」のカフェは、食堂車をイメージしてつくられ、愛らしいシマエナガのパフェやケーキが大人気です。
十勝トテッポ工房
■営業時間:10:00~18:00 / Cafe:10:00 ~17:00(LO 16:30)
■住所:帯広市西6条南17丁目3-1
■JR帯広駅から徒歩10分
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14.十勝の美味しさを詰め込んだパン「トラントランますや」
帯広駅構内にある「トラントランますや」は、帯広市内中心部の繁華街に位置する「満寿屋本店」の別店舗。サンドイッチや菓子パンなど、満寿屋の人気商品が揃っており、「十勝産小麦100%使用」の十勝っ子に愛され続けるパンは、価格もリーズナブルで格別の味わい。市内中心部から少し距離はありますが、ちょっと足を伸ばしてフラッグシップ店舗「麦音」に訪れてみるのもおすすめです。
トラントランますや
■営業時間:9:00~18:00
■住所:帯広市西3条南12丁目9 エスタ西館1階
■JR帯広駅から徒歩1分
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15.レンタサイクル「とかっちゃ」で街を散策「エコバスセンターりくる」
「とかっちゃ」とは帯広観光コンベンション協会レンタサイクル「おびりん」と、エコバスセンター「りくるレンタサイクル」の自転車レンタルサービスの愛称。JR帯広駅バスターミナルにある「エコバスセンターりくる」で自転車をレンタルすることができ、シティサイクルやスポーツタイプなどの様々な自転車が用意されているので、目的に合わせて借りることができます。素晴らしい十勝の風景に出会いたい方や、ちょっと遠くまで街を散策したい方にはおすすめです。
エコバスセンターりくる
■営業時間:9:30~17:30
■住所:帯広市西1条南12丁目(帯広駅バスターミナル内)
■JR帯広駅から徒歩1分
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