マンガ『北国ゆらゆら紀行』の世界へ!北海道・八雲町で木彫り熊と出会う複製原画展|Domingo

マンガ『北国ゆらゆら紀行』の世界へ!北海道・八雲町で木彫り熊と出会う複製原画展

月刊漫画雑誌『ゲッサン』で好評連載中の、ながらりょうこさんによる『北国ゆらゆら紀行』。その複製原画展が、八雲町の「木彫り熊と本の店 kodamado」と「八雲町木彫り熊資料館」で開催されています。八雲町を舞台とした各シーンや、登場する木彫り熊が持つ魅力をぜひ体感してください。

木彫り熊や八雲町の魅力をより深く味わえる複製原画展

北国ゆらゆら紀行

漫画『北国ゆらゆら紀行』の世界を、舞台・八雲町で体感

小学館の月刊漫画雑誌 「ゲッサン」で好評連載中のライフスタイル漫画『北国ゆらゆら紀行』は、 主人公の月子が友人のちとせやシェアハウスの仲間とともに、旅や生活を通して人生を見つめ直す物語。最新第2巻では、主人公たちがシェアハウスの奥に眠っていた「木彫りの熊」を発見し、そのルーツを探しに八雲町を訪れます。

木彫り熊と本の店 kodamado

「木彫り熊と本の店 kodamado」の展示風景

現在八雲町の「木彫り熊と本の店 kodamado」と「八雲町木彫り熊資料館」(※)で開催中の複製原画展では、複製原画と合わせて各ページの制作コメントや、漫画に登場した木彫り熊の実物を紹介。

八雲町木彫り熊資料館

「八雲町木彫り熊資料館」の展示風景

二会場を回ることで、各シーンの背景となっている木彫り熊や八雲町の魅力を、より深く味わうことができます。

※主人公たちが札幌から車で八雲へ向かう途中に立ち寄った「道の駅 望羊中山」(中山峠)、「とうや水の駅」(洞爺湖町)にも複製原画が展示されています。

作者・ながらりょうこさんが見つめた木彫り熊の魅力

北国ゆらゆら紀行

「木彫り熊と本の店 kodamado」では複製原画に作者コメントを添えて展示

「木彫り熊と本の店 kodamado」では各シーンについての作者コメントのほか、「教えて!ながらりょうこ先生」と題したインタビューも掲示。八雲町取材時のエピソードや、取材後の木彫り熊に対する感じ方の変化といったことが語られています。

北国ゆらゆら紀行

会場奥に掲示されている作者挨拶とインタビュー

例えば、作中にも登場する熊友工房での木彫り熊体験について、「(体験後は)『いい佇まい』の熊を作るというのは作家さんの力量があることを感じさせられました」と答えており、ながらりょうこさんの木彫り熊に対する眼差しが伝わってきます。

北国ゆらゆら紀行

描き下ろし色紙。展示が好評のため、会期は8月30日まで延長

kodamadoを運営する青沼千鶴さんは「(漫画の各シーンやインタビュー等から)木彫り熊が持つ造形の深さや、農民美術としての木彫り熊を突き詰めた先人たちの過程に、ながらさんもグッとくるものがあったのかなと感じました。『やっぱりそこか』と自分も手応えを感じたし、その木彫り熊がまちに馴染んでいる風景を面白いと興味を持ってくれたことが、とても嬉しかったです」と話します。

木彫り熊を巡りながら、八雲町を歩く「熊彫御朱熊印」集めも

熊彫御朱熊印

熊彫御朱熊印はその店に置いてある木彫り熊がモデル

会場では「八雲と熊彫」というマップを配布しており、掲載店で買い物をすると「熊彫御朱熊印」を押すことができます。

熊彫御朱熊印

kodamadoの熊彫御朱熊印は、増田きよたかさんの座熊(通称:マドンナ)がモデル

熊彫御朱熊印が何ともかわいらしく、自分も数時間の滞在ながら四つをゲット。「マップに有効期限はないので、何年もかけて集めてほしいです」と青沼さん。マップを片手に熊彫御朱熊印を集めた後は、漫画に登場する精肉店ふるや焼肉舎で美味しい焼肉に舌鼓を打ったり、おぼこ荘で日帰り温泉を楽しんだり。物語の舞台となった八雲町と木彫り熊を存分に楽しんでくださいね!

EVENT ながらりょうこさん『北国ゆらゆら紀行』展 in 八雲

北国ゆらゆら紀行展in八雲

■開催日時:2026年5月1日(金)~
・平日:9:30~17:00
・土曜・日曜・祝日:13:00~16:00
■料金:無料
■会場:木彫り熊と本の店 kodamado(北海道二海郡八雲町本町87)
「ながらりょうこさん『北国ゆらゆら紀行』展 in 八雲」の詳細や地図情報はこちら

EVENT 企画展『北国ゆらゆら紀行と楽しむ木彫り熊』

北国ゆらゆら紀行と楽しむ木彫り熊

■開催日時:2026年4月25日(土)~8月30日(日)9:00~16:30
■料金:無料
■休館日:祝日を除く月曜
■会場:八雲町木彫り熊資料館(北海道二海郡八雲町末広町154番地)
「企画展『北国ゆらゆら紀行と楽しむ木彫り熊』」の詳細や地図情報はこちら

ライタープロフィール

ライター 松田 仁央

2007年から2010年まで「WG」というフリーペーパーを発行しつつ、2010年からフリーランスのライターとして活動。舞台芸術と美術が特に好きです。2002年頃からギャラリー等で絵画を中心に作品を購入しています。ここでのレポートが、誰かが「自分の一枚」に出会うきっかけになったら嬉しいです。

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