イベント
開催中
開催日時
3月2日(土)~5月12日(日)
概要
三笠市立博物館にて、三笠市立博物館ボランティアの会との共催による企画展「北海道のアンモナイト サントニアン編」を開催することが決定しました。
三笠市立博物館では、三笠市立博物館ボランティアの会との共催で、企画展「北海道のアンモナイト」シリーズを開催しています。今年は第10弾という節目の開催となりました。この企画展シリーズでは、各回ごとに、白亜紀を細かく分けた各時代をテーマとしています。
今年の企画展では「サントニアン期」という時代をテーマにします。サントニアン期は、今から8630万~8360万年前の期間を指す時代です。この時代を代表するアンモナイトとしては、テキサニテスの仲間が挙げられます。殻全体に突起を生やしたこのアンモナイトは、このサントニアン期をピークに、世界各地に生息していました。ここ北海道でも、テキサニテスの仲間が多数の種類発見されています。
またその一方で、日本周辺を含む、北太平洋の中で独自の進化を遂げたアンモナイトのグループもいます。例えば、トロンボーンのような不思議な形をした異常巻きアンモナイト、ポリプチコセラスは、その一例です。ポリプチコセラスは、一つ前の時代であるコニアシアン期から出現し、サントニアン期には大繁栄したようで、北海道の様々な地域から、ポリプチコセラスの化石がたくさん見つかります。
今回の企画展では、ボランティアの会会員が所蔵している、サントニアン期のアンモナイト化石が多数展示される予定です! 現在、会員による展示化石の搬入作業が行われています。
個人所蔵のため、ここでしか見られない化石にご期待ください。準備状況も、追って公式サイトでお知らせします。
※イベントの開催状況につきましては、主催者様の公式サイトを必ずご確認ください。
料金
入館料のみ
会場
三笠市立博物館
主催者
三笠市立博物館