スポット
1898(明治31)年ごろから市内有数の豪商の別荘として造成された本格的な風景式庭園。書院風の園亭、渓流、レンガ造りの温室など、多彩な庭園空間が広がり、秋には紅葉が美しい場所です。2001(平成13)年に、文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受け、北海道で唯一の国指定文化財庭園となりました。
湯の川温泉街近くの高台に位置する見晴公園は、市内有数の豪商であった岩船家が、明治中期の1890年代に別荘として造成した風景式庭園「香雪園」を含み、4万坪を超える広大な敷地(約13.3ヘクタール)に、和風・洋風織り交ぜた魅力がちりばめられています。
園内にはソメイヨシノをはじめとしたサクラの木が点在し、特に遠足の場としてよく利用される芝生広場は、春になると満開の花が周囲を取り囲みます。夏になると、清流のまわりにホタルが飛び交い、セミの羽化の様子が見られることも。このほか、レンガ造りの温室や、茶室様式を取り入れた書院造りの園亭など、見どころが多い憩いの空間となっています。
また、秋にはその姿を一変させ、紅葉の名勝地としてたくさんの人が訪れます。カエデを中心に、庭木は約150種にもおよび、じっくりと散策すると思わず時間を忘れてしまうほど。2009(平成21)年からは夜の紅葉をライトアップするイベント「はこだてMOMI-Gフェスタ」が開催されています。
休憩所として利用できる「緑のセンター」には、園内の樹木や野鳥などを検索できる端末や書籍が設置されています。無料Wi-Fiも完備。広い園内にはお手洗いが数か所ありますが、多目的トイレは緑のセンター内にあります。
営業時間
常時(園亭・緑のセンター 9:00〜17:00)
定休日
無休(12~3月は園亭の内部公開休止)
料金
無料
※園亭の使用および野球グラウンド・芝生広場の独占使用は有料
駐車場
あり(無料 / 普通乗用車155台、大型駐車場4台、障害者用6台)
所在地
函館市見晴町56 香雪園
アクセス
バス「香雪園」下車後、徒歩で1分
お問い合わせ
函館市住宅都市施設公社 公園管理部 東部公園事務所
0138577210
※掲載情報は2024年9月時点のものです。
※掲載情報はその後変更となる場合がございますので、詳細は公式サイトなどをご確認ください。