Domingo編集部
――とあるまちの外れに、小さな建物がありました。入口の看板には「北海道どこでも旅行社」と書いてあります。ここは、お客さんにぴったりの旅行先を紹介してくれる、とっても評判の旅行会社のようです。
おや?カウンターに誰かいるようです。一人と、一匹……。
お客さんを待っているようです。ちょっとのぞいてみましょう。
どみ子(以下「ど」):そろそろお昼も終わりだね。
ラビット・ユキネ(以下「ユ」):休憩は終わりうさ!お客さん早く来て欲しいうさ!
ど:うん。お昼からまたお客さんが来るから。そろそろ準備しないと。
ラビット・ユキネ
「エゾユキウサギ」をモチーフにした北海道を応援するキャラクター「雪ミク」のペットキャラクター。2014年に「雪ミク」のペットとなる、"北海道の冬をモチーフにした動物などのキャラクター"の公募で選ばれ誕生。
Domingoどみ子
Domingoを運営している「中の人」。北海道のことが大好きで、みんなに勧めるおせっかい焼き。顔はいつも旗やお面で隠している。
カランコロン♪
お客さん(以下「客」):あのぉ…すみませ~ん。
ど:いらっしゃいませ!
ユ:いらっしゃいうさ!
客:相談したくて…いま大丈夫ですか……?
ユ:ちょうどひまだったから大丈b…
ど:ちょっと……!はい、大丈夫ですよ。どのようなご相談ですか?
客:はい。北海道には何度も行ったことがあるんですけど、自然の中で時間を忘れられたらな、と。毎日忙しくて疲れちゃってて。長い休みをもらうので、それで。
ど:わかりました。それなら……
ユ:道東はどううさか?
客:どうとう?ですか?
ど:そうですね。「道東」は北海道の東側のことなんです。
ど:道東といっても広いんですけど、お客さまのご要望だと「釧路湿原」はいかがかなと……。
ユ:いまは釧路湿原を走る夏のノロッコ号があるうさ!カヌーもできるうさ!
ど:そうなんです。こんな場所なんですが。
ど:いかがでしょう……か?
客:素敵です!ここはなんていう町ですか?
ユ:しべちゃうさ!
ど:標茶(しべちゃ)っていうんです。それでは詳しくご説明させていただきますね。
どみ子さん、ユキネさん、ありがとうございます。
それではここからはナレーションで詳しくご紹介させていただきます。
標茶町ってどんなところ?
標茶町は北海道の東側、道東に位置する酪農が栄える町。釧路駅からJRで北に約1時間。周辺には釧路空港や中標津空港があり、空港からは車でおよそ1時間30分前後のところにあります。
ユキネがオススメしていた「夏のノロッコ号」こと「くしろ湿原ノロッコ号」は、とっても人気の観光列車。展望のいい釧路湿原の中をの~んびり走行してくれます。釧路と標茶町の塘路(とうろ)までの間をおよそ45分走ります。
釧路湿原は国立公園に指定されていて、その手つかずの広大な景観が何よりの魅力です。また、国の特別天然記念物のタンチョウをはじめ多くの動植物の貴重な生息地となっています。標茶町にある茅沼(かやぬま)駅でも、タンチョウの姿を見ることができるかもしれません。
また、冬は標茶町と釧路の間をSLが走ることをご存じですか?冬は「SL冬の湿原号」が釧路と標茶駅の間を走り、毎年人気を博しています。夏とはまた違った景色を見ることもできますよ。
そんな自然を満喫できる標茶町ではアクティビティも堪能できます。有名なのが、塘路駅で降りてすぐそばのところから体験できる釧路川のカヌー!ノロッコ号とセットで楽しまれる方も多くいらっしゃいます。
その他に北海道でも珍しい360°の地平線を見渡すことができる「多和平展望台」や、夏のキャンプ場として賑わう多和平キャンプ場、虹別キャンプ場、塘路キャンプ場もそれぞれオススメ。
ど:…以上でご予約も完了です。ぜひお楽しみくださいね。
客:相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。はやく行ってゆっくりしたいな…
ユ:お土産あげるうさ!
客:あ、ありがとうございます…これは?
ど:標茶特産の牛肉を味わうことができる「牛肉のほろほろ水煮」と「牛肉の大和煮」、そして「牛肉たっぷり贅沢ミート」の「JAしべちゃオリジナル牛缶 3缶セット」です。
しべちゃ産の厳選された牛肉を使用した缶詰シリーズ
・牛肉のほろほろ水煮
標茶特産の牛肉をやわらかく煮込みました。旨味が溶け込んだ煮汁ごと、カレーやシチュー、スープなどの材料としてお使いください。
・牛肉の大和煮
標茶特産の牛肉をやわらかく煮込んだ大和煮です。
・牛肉たっぷり贅沢ミート
標茶産の牛肉をたっぷり贅沢に使い丁寧に手作りしたパスタソースです。
ユ:お家で楽しむうさ!
客:ありがとうございます!では、行ってきますね!
ど:はい!ありがとうございました!
ユ:ありがとううさ!
――ここは北海道どこでも旅行社。さて、次は一体どんな北海道の魅力を紹介してくれるのでしょうか。次回もお楽しみに!