Domingo編集部
北海道の東、道東にある弟子屈(てしかが)町は、世界でも有数の透明度を誇る摩周湖や道内屈指の温泉地として知られる川湯温泉など、観光でも有名な町。そんな弟子屈町を訪れるには女満別空港が便利ですが、2022年9月2日から10月30日まで、空港と町の宿泊施設をつなぐエアポートライナーが期間限定で運行します。今回はそんな秋の行楽シーズンにもおすすめの弟子屈の魅力をご紹介!
エアポートライナーは、女満別空港と弟子屈町内の屈斜路プリンスホテルや川湯温泉の各宿泊施設の間を運行します。車窓から景色を眺めていると、あっという間。目的地に到着したら、まずは足湯で旅の疲れを癒すのはいかがでしょうか。
JR川湯温泉駅では、なんと駅構内で足湯に浸かることができます。屋内だから季節は関係なく楽しめるのがいいですね。丸太で作られたテーブルやベンチも、ほっこり味わい深いです。
一方、野趣あふれる雰囲気の中で足湯に浸かれるのが、JR摩周駅です。列車を待つ観光客のみならず、地元の人にも人気なのだそう。駅を利用する際は、タオル持参が必須ですね。
JR川湯温泉駅から約1.6kmの距離にある硫黄山も、弟子屈町の人気観光スポットのひとつ。その名が示す通り硫黄が豊富な山で、噴気孔の近くでは硫黄の結晶も見ることができます。
今もなお勢いよく噴気を上げる硫黄山。周囲には独特な硫黄の匂いも立ちこめていて、自然のダイナミズムを間近に感じることができますよ。
▼硫黄山について詳しくはこちらの記事をご覧ください
「弟子屈町の「硫黄山」を訪れて歴史に思いを馳せてみては?」やはり、弟子屈町を旅した際に訪れたいのは摩周湖!晴れわたった日に眺める摩周湖は絶景です。世界でも有数の透明度だからこそ生まれる「摩周ブルー」は、多くの人々を魅了しています。
また、2022年の夏からは摩周湖第一展望台エリアに「摩周湖カムイテラス」がオープン!3段デッキ構造の屋上テラスでは、立つ場所によって摩周湖のさまざまな自然の表情を見ることができます。施設にはラウンジや展示コーナーもあり、景色の他にもお楽しみがいっぱいなので、ついつい長居しちゃいそう。
さらに弟子屈町で忘れてならないのが、屈斜路湖。国内最大のカルデラ湖で、湖畔では多くの温泉が湧出しています。周辺に無料の露天風呂や砂湯スポットが点在しているので、ぜひ入浴してみてください。温泉宿などで楽しむのとは異なる、貴重な温泉体験になるはずです。
弟子屈町の人気スポットを観光した後は、ゆっくりと温泉に浸かったり、温泉街を散策したり、旅のひとときを満喫するのみ。もちろん帰りもエアポートライナーを利用できるので、時間まで思いっきり観光を楽しめます。
この秋は大自然の魅力たっぷりな弟子屈町へ旅行してみませんか?エアポートライナーを利用して楽ちん旅にでかけましょう!
エアポートライナー
■運行期間:2022年9月2日~10月30日までの水、金、土、日、祝日に運行
■運行区間:女満別空港⇔屈斜路プリンスホテル、川湯温泉各ホテル
■料金:片道1名3,000円(税込)
■運営:網走バス
※人数によりハイヤー運行に変更する場合あり
※詳しくは網走バス株式会社の公式サイトをご確認ください
<取材協力>
網走バス株式会社
所在地:北海道網走市南2条西1丁目15番地
問い合わせ先:0152-43-4101
公式サイト:https://www.abashiribus.com/
一般社団法人 摩周湖観光協会
所在地:北海道上川郡弟子屈町摩周3丁目3番1号
問い合わせ先:015-482-2200
公式サイト:https://www.masyuko.or.jp
ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。