炭鉱の記憶と人々をつなぐ「そらち 炭鉱の記憶マネジメントセンター」|Domingo

炭鉱の記憶と人々をつなぐ「そらち 炭鉱の記憶マネジメントセンター」

JR岩見沢駅の駅前広場からすぐにある「そらち 炭鉱の記憶マネジメントセンター」。空知地方を中心とした炭鉱遺産や、地域のさまざまな情報を提供してくれる場所です。ちなみに「炭鉱」は「ヤマ」と読みます。

電車の待ち時間にふらりと立ち寄れそうな好立地にあり、昭和2年に建てられたとっても趣のある石造りの建物なので、分かりやすいはず。よく見ると窓枠なども現代のものとはひと味違い、外観を眺めているだけでも興味深い!

中に入ってみると、広々としたスペースの至るところにグッズや書籍や資料など、いろんなものが置かれています。

わずか100年という短期間で、絶頂と没落を経験した空知炭鉱地域。そこには今もなお有形無形の多くの「炭鉱の記憶」が残っています。そうした炭鉱の記憶と地域内外の人々とを結ぶ拠点としても、このセンターはコンシェルジェとしての役割を果たしているのだそう。

各自治体の観光関連施設のパンフレットをはじめ、炭鉱に関する独自の印刷物・配布物も常備。一般から寄贈された書籍も多く、本屋さんでは見られないような貴重な資料を誰でも自由に閲覧することが可能です。

かつて炭鉱の現場で使われていた充電台などの実物も見ることができ、歴史を間近に感じられるのも、このセンターの大きな特徴。実際に炭鉱の跡地を訪ねるイベントなども開催しているので、気になる人は公式サイトをチェックしてみてください。

もっと奥へ進むと、事務所に併設された石蔵に行き着きます。札幌軟石造りのこの石蔵は、なんと明治42年に建てられたもの! 今では炭鉱に関する展示や、コンサートなどの催事スペースとして活用されています。

ちなみに「そらち 炭鉱の記憶マネジメントセンター」が開設されたのは、2009年のこと。その2年前に結成されたNPO法人「炭鉱の記憶推進事業団」によって実現しました。

空知に限らず、道内には各地に炭鉱の記憶が色濃く息づいています。炭鉱の記憶推進事業団では、過去と未来、外と内を結ぶ「点から面へ」と取り組みを広げているのだそう。そうした活動においても「そらち 炭鉱の記憶マネジメントセンター」は重要な拠点として、今後もますます注目が高まりそうですね!

<そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター>
所在地:北海道岩見沢市1条西4丁目3
問い合わせ先:0126-24-9901
公式サイト:http://www.mc.soratan.com/

<撮影協力>
laufen克

ライタープロフィール

北海道観光カメライター ぶちねこ

北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。

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