
Domingo 記事
南極や北極で開催されている“陸地を走らないマラソン”「アイスマラソン」が、この冬日本で初めて開催されます。行われるのは北海道の東、オホーツク海に面する別海町(べつかいちょう)。「別海アイスマラソン」として、2023年2月に行われます。
走る距離は2㎞・16㎞・42㎞のコースから選んで参加。凍った海上に設けられる1周4.2㎞のトラックを走ります。会場は夏はキャンプで賑わう「尾岱沼ふれあいキャンプ場」と「野付半島ネーチャーセンター」。真冬になると気温がマイナス20~30℃まで下がるという環境を生かし、原始の風景が広がる野付湾全体がマラソンコースとなります。
イベント開催に際しては、北極冒険家の荻田泰永さんや元アドベンチャーレーサー 白戸太朗さん、南極マラソン完走者の方など「極寒スポーツ」のプロが監修。厳しい環境下での競技ということもあり、参加者の安全に留意して随所にエイドステーションや採暖休憩用テントが用意されています。
なぜこのようなイベントを開催するに至ったのか、主催の一般社団法人マグネットプレイス吉田貴広さんにコメントを伺いました。
人口過疎化が進む別海町の地域活性化を目的として、一般社団法人マグネットプレイスを立ち上げました。世界から人を呼べるように、トライアスロン大会を開催できないかということがスタートで、白戸さんに来町していただいた所、日本で唯一、海が凍る町っていうのがキャッチーで、陸を走らないマラソンっていうのが、インパクトあるよねってことで、今回のアイスマラソンの企画が生まれました。
主催も初めて、参加者も初めて、迎え入れる町も初めて。。すべてが初めてのイベントなので不都合や不便もたくさんあると思います。でもだからこそ、1回目の価値は高いと思っています。
コロナ感染拡大によって、旅行もなかなかできない時代になっていますが、海外行く気分で『別海町』に来てもらえるように、また海外へも『別海町』の名前が広まってもらえたらと思っています。
吉田さん、ありがとうございました!ネット上では「何かヤバいものを見つけてしまった…」「なんじゃこりゃー!」と驚きの声が続々寄せられていますが、参加受付開始初日から20名弱の申し込みがあったそう。申し込むなら今しかない…!
参加条件は「大会当日満年齢18歳以上の健康な人」。また開催前日には荻田泰永さんと白戸太朗さんの対談講演も開催されます。厳たる自然に身を投じながらも、野付半島の雄大な自然を満喫してみてはいかがでしょうか?
別海アイスマラソン

■開催期間:2023年2月11日(土)~13日(月)
■開催時間:13:30~15:30
■開催場所:別海町 / 尾岱沼ふれあいキャンプ場 / 野付半島ネーチャーセンター
■参加費
・IceSeaMan(42km・26miles) 40,000円
・Northan Tri(16km・10miles) 25,000円
・Ice Tri( 2km・1.2miles) 10,000円
※税込み、エントリー費、Party費含む
■問い合わせ先:一般社団法人マグネットプレイス 090-6470-7720
「別海アイスマラソン」の詳細をDomingoで見る
<画像提供>
一般社団法人 マグネットプレイス
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