Domingo 記事
「北海道でも元気に過ごしてね!」優しさが詰まったチケット
いいなぁ、こういうの
@musca_zoolife さんの投稿より引用
おたる水族館に立ち寄った投稿主さんのポスト。「いいなぁ、こういうの」という言葉と共に載っているのは、なんとミゾレが北海道にやってくるときに発行された搭乗チケット。よく見ると、愛らしいミゾレの写真と共に「海遊館→おたる水族館」と書かれています。
ミゾレが生まれた海遊館がある大阪の伊丹空港から、おたる水族館に一番近い空港である新千歳空港までの搭乗チケットには、人間と同じく、行き先や名前、出発日時、便名、座席名までが記載されています。さらにはメッセージまで!大阪でミゾレがどれほど愛されていたのかが伝わってくるようです。
“天使すぎるアザラシ”ミゾレって?
画像提供:おたる水族館
ミゾレは、2021年4月1日に大阪の水族館「海遊館」で誕生しました。ワモンアザラシでは日本で初めての完全人工哺育されたアザラシであるとともに、その真っ白でフワフワなうぶ毛がとてもかわいらしく「天使すぎるアザラシ」として大人気に。2023年11月に繁殖のため、1000キロ離れたおたる水族館にやってきました。
現在でもその人気は健在で、遠方から多くのファンがミゾレに会いに来てくれるそうです。
1,000キロもの距離を移動する様子にTVも密着
画像提供:ANA Cargo
1000キロもの距離を移動してきたミゾレですが、アザラシって飛行機に乗れるの?と驚いた方もいるかもしれません。一般的には、動物は貨物として飛行機の荷台に搭乗します。特に水族館の動物を空路で運ぶ場合、水のない環境で運ぶため、細心の注意を払って行われます。
ミゾレのお引越しは、その一部始終をテレビが密着。海遊館のスタッフの方とお別れし、木箱で厳重に搭乗する様子が記録されています。
搭乗チケットはANAさんのアイデアだった!
画像提供:ANA Cargo
通常、犬や猫などの動物を貨物で移動する場合、人間のような搭乗チケットは発行されません。今回ミゾレを運んだANAカーゴさんにお話を伺ってみました。
今回、海遊館の人気者として多くのお客様から愛され、また海遊館の飼育員の皆様が愛情を込めて大切に育てているミゾレちゃんのことを知り、荷物(貨物)としてではなく、お客様同様搭乗いただきたいという想いから、社員のアイディアで特別に搭乗券を作成することといたしました。
多くの方から愛されているミゾレの人気っぷりと、社員さんのあたたかい心遣いが伝わってきますね。
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