Domingo編集部
誰もが一度は憧れる道~日本海オロロンライン~【シーニックバイウェイ北海道(10)】
今回のルートコーディネーター
今回のドライブルート
萌える天北オロロンルート
早速ドライブに出発!
1 黄金岬
かつてニシンの見張り台でもあった岬は、夕陽に映し出された群来(ニシンの群)が黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになりました。
黄金岬は、荒々しい奇岩が幾つも並ぶ独特な景観を持つ海岸で、沖に沈む夕陽は、全てのものを染めつくし、その眺めは「日本一の落陽」と訪れる人々を感動させています。
■所在地
留萌市大町2丁目
■問い合わせ先
0164-43-6817(留萌観光協会)
■マップコード
416 390 328*75
■マップ
2,3 天売島・焼尻島
天売島は世界でも有数の海鳥の繁殖地の島です。オロロン鳥やケイマフリなどの希少な海鳥やウトウが営巣を行います。
春から初夏にかけて多種多様の海鳥が大空を飛び交う姿は圧巻です。焼尻島は島の3分の1が天然記念物の原生林に覆われる花と原生林の島です。
島中央の牧草地ではめん羊が放牧され、ほのぼのとした牧歌的な景観が広がります。
■所在地
苫前郡羽幌町
■マップコード
929 310 870*77(羽幌町天売支所)/929 381 463*22(羽幌町焼尻支所)
■マップ
4 三毛別羆事件復元地
苫前市街地から約30km先には、開拓期の悲話を後世に伝える「三毛別羆事件復元地」があります。
大正4(1915)年、開拓民の集落が巨大なヒグマに襲われた事件現場付近にて、開拓時代に建てられた小屋と巨大なヒグマが復元されています。
今にもヒグマが出現しそうな雰囲気が漂い、スリルを感じる隠れた人気の観光スポットとなっています。
■所在地
苫前郡苫前町字三渓
■問い合わせ先
0164-64-2212(苫前町役場 商工労働観光課 商工労働観光係)
■営業時間
令和3年5月1日~ 10月下旬
開設時間はありませんが夜間の見学は危険ですので、ご遠慮ください
■マップコード
818 456 667*80
■マップ
5 てしお温泉 夕映 レストラン
天塩産しじみをふんだんに使った夕映特製しじみラーメンに舌鼓。日本海と鏡沼海浜公園も一望できる、のどかな風景にホッとするシーニックカフェです。
レストランには宿泊施設と温泉(日帰り入力も可)も併設しており、茶褐色の少し粘性のある泉質と温泉から望む日本海の夕陽を楽しめるため、多くの町民の憩いの湯としても利用されています。
■所在地
天塩郡天塩町サラキシ5807-4
■問い合わせ先
01632-2-3111
■営業時間
ランチ 11:30~14:15(13:45ラストオーダー)/ディナー 17:30~20:00(19:30ラストオーダー)
■マップコード
830 734 865*78
■マップ
6 オトンルイ風力発電所
天塩川河口北側の海岸線を走る道道106号線沿いにある風車群。「オトンルイ(音類)」とはアイヌ語で「浜にある路」という意。ツーリングの聖地として長年親しまれている景観で、約3kmの道路沿いに28基の風車が建ち並びます。
初夏にはピンク色のハマナスの花が咲き、空の青、サロベツ湿原の緑、そして風車の白が調和した景色が望めます。
■所在地
天塩郡幌延町字浜里32番4
■マップコード
736 189 721*23
■マップ
まとめ
いかがでしたか?今回のルートは、時間によって表情を変える空をめいっぱい楽しめるルートでした。大自然が育む美味しいものもたくさんあり、身も心も満たされるオロロンルート、最高ですね。
なかなか遠出もできない時期ですので、みなさんも近場で素敵なスポットを見つけながらドライブを楽しんでみてくださいね。
シーニックバイウェイ北海道
シーニックバイウェイとは地域に暮らす人が主体となり、企業や行政と手をつなぎ、個性的で活力ある地域づくり、景観づくり、魅力ある観光空 間づくりを目指す取り組みです。2005(平成17)年よりスタート、2019年12月末現在13の指定ルート、3つの候補ルートがあり、約440団体が活動をしています。
シーニックバイウェイ北海道
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