Domingo 記事
【札幌駅北口地下道の「時が止まった広告看板たち」】
札幌駅北口の地下道には、1990年代で時が止まったような広告看板が残っていて、僕の大好物なんです。特に、すすきのの2代目ニッカ看板の写真はとても貴重ですね!
@burasatoruさんの投稿より引用
JR札幌駅のすぐ北口側にある地下道。何気なく通り過ぎてしまいそうなこの場所に、思わず足を止めたくなる“もうひとつの札幌”が残されています。壁面に並ぶのは、当時のまま保存されたかのような広告看板の数々。そこに写るのは、かつてのすすきの交差点や、街のシンボルとして親しまれてきた風景です。
例えば、2005年まで掲出されていた「二代目ニッカ看板」や、さっぽろテレビ塔の時計下にあった「ナショナル」の文字。さらに、すでに姿を消した拓銀(北海道拓殖銀行)のビルなど、今では見ることのできない札幌の記憶が、そのまま切り取られたように並びます。
開発が進む札幌中心部にありながら、ここだけは取り残されたかのような不思議な空間。投稿には当時の札幌を知る方から「すごく懐かしい」などといった声が寄せられ、多くの共感を集めています。
街歩き研究家「ブラサトル」さんが印象的だった風景は?
かつての“すすきのの風景”そのままの広告看板
この投稿を紹介したのは、街歩き研究家としてメディアでも活躍する「ブラサトル」こと和田哲さん。数ある看板の中でも、特に印象に残っているのは“すすきのの風景”だといいます。
ニッカやキリンビールの旧看板、旧時計塔、ロビンソン百貨店、ニコンの屋上広告など、市電沿線民にとって馴染み深い風景(昔は市電の終点で、通勤の途中にも毎日見上げていた)が懐かしく、新社会人だった1990年代末期の個人的な思い出を重ねてしまいます。
この地下道には他にもレトロな広告看板がたくさん
札幌にゆかりのある人なら、どれか一枚にきっと心が引っかかるはず。気になる方はぜひ、JR札幌駅北口の地下道で“あの頃の札幌”を探してみてください。
取材協力・画像提供:和田 哲 / ブラサトル
・X(旧Twitter):@burasatoru
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