Domingo編集部
まず訪れたいのは、中央口ゲートから入る中心ゾーンです。その中でも、カントリーガーデンと呼ばれるエリアの「花のまきば」は、季節によってさまざまな草花が咲き、老若男女が楽しめる場所。取材に訪れた時期(2021年10月中旬)は、コキアがきれいに色づいていました。写真映えするコキアは、なんと6000株!
さらにカントリーガーデンの「水の広場」では、紅葉が見事に進んでいました。水の流れと紅葉のコラボレーションは、見るだけで心が安らぎ、癒しを与えてくれるようです。
次にご紹介するのは滝野の森ゾーン。滝野すずらん丘陵公園では、目的の場所によって最寄りの駐車場が設けられていて、当日の領収書(レシート)を提示すれば、その日は各駐車場間の移動が無料になるので、提示をお忘れなく!
滝野の森ゾーンの中にある南駐車場から歩いて数分のところに「森の交流館」があります。まずはここに立ち寄って、マップなど知りたい情報をゲットするといいでしょう。森の交流館は駐車場側の入口からは想像できないほど巨大で、隣には迷路のようなツリーハウスもあります。
交流館を出て歩いていくと、足元は落ち葉でカラフルな絨毯のようになっていました。まさに、秋ならではの色。
秋らしい風景を満喫したいなら、ぜひ訪れてもらいたいのが「森見の塔」です。森の中を進んでいきますが、歩きやすいように整備されているので、普段履きの靴で大丈夫ですよ。森林浴をしながら気持ちよく歩いていると、森見の塔に到着!
なんとも趣のある外観の塔。上ってみると、滝野周辺の森を一望することができます。その景色は、まさに圧巻のひと言。
眼下に広がる紅葉が、その上を覆う青空と見事なコントラストになっています。高い場所から遠くまで見渡せば、なんだか日常のちっちゃなことなど吹っ飛んでしまいそうです。
森見の塔からは360度のパノラマで景色を楽しむことができるので、角度を変えながら、少しずつ見え方の異なる様子をじっくりと堪能していきましょう。
季節によって本当にさまざまな楽しみ方がある滝野すずらん丘陵公園。秋の見どころはいかがだったでしょう?北海道の短い秋をぜひ滝野すずらん丘陵公園で味わってみてください。そして秋が過ぎれば、冬もまた冬ならではのアトラクションが盛りだくさんですよ!
国営滝野すずらん丘陵公園
■所在地:札幌市南区滝野247
■問い合わせ:011-592-3333(滝野公園案内所 総合案内)
「国営滝野すずらん丘陵公園」の詳細をDomingoで見る
ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。