ワカサギ釣りといえば、極寒の湖の上で、何十cmもの氷に穴を開け、大自然の中で寒さに耐えつつ行うもの……というイメージがありますよね。実はそんなワカサギ釣り、札幌近郊でも楽しめるスポットがあるんです。しかも特別な道具などは一切必要なし！ 実際に体験してみたので、ぜひご覧あれ！

ワカサギ釣りができるのは、茨戸川というところ。札幌駅から車で約30分ほどの「とれた小屋ふじい農場ワカサギ釣り場」です。札幌ターミナルからバスも出ているので、道外から観光で訪れている人も大丈夫！
1月の厳冬期になると、茨戸川の氷の厚さは50cmほどにも達します。その氷の上に農場で使うビニールハウスをレストハウスとして改良して設置し、私たちは快適な環境でワカサギ釣りを楽しめるというわけです。
さらにここでは必要な道具をすべてレンタルすることが可能。安全のため、防寒着と冬靴を着用していくことは必須ですが、その他は手ぶらで訪れても大丈夫なのです。受付の場所にはトイレもあるので、安心ですね。
釣り竿など必要な道具をレンタルしたら、いざ、レストハウスの中へ！
既に数個の穴が開けられていて、ここに釣り糸を垂らします。初めての人にはガイドを付けることもできますよ。
釣り糸を垂らし、しばらく待っていると……。
釣り竿がピクッと動いたので、そのタイミングに合わせて引き上げます。すると、かわいいワカサギが姿を見せてくれました！
釣ったワカサギは、どんどんバケツに入れていきます。これは楽しい！
別途料金がかかりますが、釣ったワカサギを天ぷらにしてくれるコーナーもあります。揚げたてのワカサギは、自分が釣ったのだという達成感も伴って、本当においしく感じられるんです。

写真提供：とれた小屋ふじい農場ワカサギ釣り場

すぐ近くにあるファームレストラン「ベジタベーレ」では、ワカサギを使ったメニューを堪能できます。帰りに立ち寄って、ワカサギのさらなるおいしさを追求するのもおすすめです。

写真提供：とれた小屋ふじい農場ワカサギ釣り場

また、とれた小屋ふじい農場では、バナナボートなどスノーアクティビティのコーナーも！ ファミリーでも友だち同士でも、もう一日中ここで遊べちゃいます。

テレビの旅番組などでよく見るワカサギ釣りが、こんなにも手軽に体験できるなんて、本当にうれしい限り。きっといい思い出になること間違いなしですよ。

※初めてでも釣れるのか、ワカサギ釣りに初挑戦しました！その様子をご覧ください。


＜とれた小屋ふじい農場ワカサギ釣り場＞
所在地：北海道札幌市北区篠路町拓北243-2
電話：011-788-7475
公式サイト：http://toreta-fujii.com/fishing/

（モデル：福平 唯）