札幌の新名所!都市型水族館「AOAO SAPPORO」の展示や営業時間・料金について|Domingo

札幌の新名所!都市型水族館「AOAO SAPPORO」の展示や営業時間・料金について

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札幌市

2023年7月20日、札幌の新たな複合施設「moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)」内に誕生した都市型水族館「AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)」。注目の展示内容や営業時間、料金についてご紹介します。

AOAO SAPPOROとは?

AOAO SAPPOROは、2023年7月20日(木)に開業した都市型水族館。札幌中心部のアーケード街「狸小路商店街」の入口に位置する複合施設「moyuk SAPPORO」の4階から6階にオープンします。

AOAO SAPPORO

AOAO SAPPOROの館内

250種4,000点(植物を含む)もの生物が集まる展示のテーマは「生命のワンダー〜みえないものがみえてくる〜」。街中にある自然の入り口として、水辺の生物たちや大自然の素晴らしさを感じさせてくれます。

更に9月29日(金)からは、夜限定のフリーパス「よなよなパス」や新ドリンクメニュー、そしてヨガ体験など、水族館をより一層楽しめる新企画がスタートします。

3つのゾーンに分かれる展示の詳細

展示は3つのゾーンで構成されており、ペンギンなどの生物展示に加え、水族館の裏側であるバックヤードの公開や、広大な海の世界にいるような没入感を味わえるデジタルアート、熱帯の緑が豊かに繁茂するミニ植物園など、「人と水との関わり」に関する複合的な体験が提供されます。

AOAO SAPPORO

AOAO SAPPORO 館内マップ

4F:CONNECT~人と水の世界をつなぐ~

4Fは水族館の裏側を支えるバックヤードに入り込み、海水の製造過程や展示生物の健康管理の様子を間近でみることができる展示ゾーン。展示への導入として、水族館の仕組みや役割を知り、また働くスタッフたちの生物たちへの愛情や仕事への情熱を間近にすることができます。

AOAO SAPPORO

直径約1.6メートル、高さ約2.7 メートルのプラントで海水を製造

AOAO SAPPORO

ニホンザリガニやキタサンショウウオなどが展示

5F:SCOPE~見えなかった世界を見つめる~

5Fは、生物の営みを観察することを目的とした展示ゾーン。美しい「ネイチャーアクアリウム」による生態系の再現や、本を1ページずつめくるように味わう「ライブラリーアクアリウム」など、観察による発見や感動を得ることができます。

「ネイチャーアクアリウム」では、水草が繁茂する美しい水中景観の中で、小さな生物たちの営みを自然のままの姿で観察できます。4 つの水景に囲まれた和の空間で、自然の大切さを実感しながら、「生きている水槽」の生態系を間近に観察できます。

AOAO SAPPORO ネイチャーアクアリウム

「ネイチャーアクアリウム」は世界で3か所目となる常設展示

「LIBRARY AQUARIUM / 観察と発見の部屋」では、生物の特徴や魅力にフォーカスした図書館のような展示が楽しめます。目玉は、世界最古の大型海牛「サッポロカイギュウ」の復元骨格標本。約820万年前、札幌が海だった頃に生活していたとされるサッポロカイギュウの、全長約7メートルにも及ぶ骨格標本が展示されます。

AOAO SAPPORO サッポロカイギュウ

標本は札幌市博物館活動センターと連携して借り受けたもの

さらに、立ち並ぶ43本の大小さまざまな水槽には観察ポイントが書かれいて、生物とその生息環境に関する知識を得ることができます。また、展示生物に関連する書籍も並んでおり、興味を持った生物の生態について深く探求できます。

AOAO SAPPORO ライブラリーアクアリウム

大小さまざまな水槽が並ぶ

AOAO SAPPORO ライブラリーアクアリウム

人気のチンアナゴも登場

6F:COMMONS~ひとつの世界を分け合う~

6Fは、ペンギンなどの生物たちと同じ空間で思い思いの時間を過ごすことができる展示ゾーン。デジタルアートの海や、豊かな緑が繁茂するミニ植物園が広がり、併設されている「パンバル」でクロワッサンやビール・カクテルを楽しむことができます

目玉ともいえるペンギンのたち展示は、この6Fにあります。イワトビペンギンは目の上にある眉のような黄色の羽毛が特徴的で、両足をそろえてぴょんぴょんと飛び跳ねて移動します。その習性を生かした展示では、ペンギンたちがホップする様子を観察できます。

AOAO SAPPORO ペンギン

ペンギンの活発な行動を間近で観察

ペンギンの水槽の陸地部分は、六角形のブロックを組み合わせたデザイン。ブロックの数や組み合わせを変えることで、簡単に陸場の形状を変更し、環境に変化をもたらすことができる世界初の仕組みです。

AOAO SAPPORO ペンギン

ペンギンの生態を生かした展示

「プランクトンルーム」では、水の中を漂うプランクトンを観察することができます。大小さまざまな16本の水槽には、ミズクラゲなどがゆっくりと漂っています。

AOAO SAPPORO プランクトンルーム

幻想的な雰囲気の「プランクトンルーム」

「ブルールーム」は、デジタルアートで表現された広大な海の世界が展開される展示です。リアリティあふれる海の生物たちに出会えるストーリーが、幅約20メートルの大型スクリーンに投影され、まるで海の中にいるかのような没入感を味わうことができます。

AOAO SAPPORO ブルールーム

約120平方メートルの床面にも投影され迫力満点

「グリーンルーム」は、熱帯地方原産の植物が繁る展示です。植物園のような展示空間には、2メートルを超えるフィカス類の樹木など、20種以上の植物が繫茂し、熱帯地方特有の生命のエネルギーを感じることができます。

AOAO SAPPORO グリーンルーム

リラックスできるベンチも点在する「グリーンルーム」

グリーンルームには、世界に全18種いるペンギンのなかで最も小型のペンギンである「フェアリーペンギン」が登場。リラックスした雰囲気のなか、ペンギンたちの生態を観察することができます。

AOAO SAPPORO フェアリーペンギン

フェアリーペンギンの常設展示は北海道内では初めて

ビールやカクテルを楽しめる飲食店やショップ

AOAO SAPPOROには、館内にパンとお酒を楽しめるパンバル「シロクマベーカリー&」と、オリジナルグッズも販売する「ミュージアムショップ」もオープンします。

パンとお酒が楽しめる「パンバル」として6Fにオープンする「シロクマベーカリー&」は、道産小麦を使ったクロワッサンや、ビールやカクテルなどのバルメニューを、昼から夜まで楽しめます。館内は全フロア飲食可能で、パンや飲み物を片手に、好きな水槽を眺めて過ごすことができます。

AOAO SAPPORO シロクマベーカリー&

<「シロクマベーカリー&」メニュー>

■クロワッサン
北海道産小麦にこだわった12種類のクロワッサンをお楽しみいただけます。

・プレーンクロワッサン 290円
・あんバター 420円
・国産すじ青のり&ホッケフライサンド 680円
・チョコミント 490円 など

AOAO SAPPORO シロクマベーカリー&

■ドリンク
昼はコーヒー、夜はカクテルやビールなど、シーンに合わせてお楽しみいただけます。

・ソフトドリンク各種 390円
・シロクマブレンドコーヒー(hot/ice) 510円
・ビール「サッポロクラシック」550円
・クラフトビール「SORACHI1984」690円
・AOAOスパークリング 790円 など

AOAO SAPPORO ドリンク

※料金は全て税込みです。
※掲載しているメニューは一例です。
※メニュー内容は変更になる場合があります。

AOAO SAPPORO シロクマベーカリー&

シロクマベーカリー&

また、4Fのエントランスに併設された「ミュージアムショップ」では、800種類以上の商品を販売。約半世紀にわたりペンギンの飼育を経験した楠田幸雄館長補佐監修のぬいぐるみなど、約70種類のオリジナルグッズも販売されます。ミュージアムショップはチケットなしで利用が可能で、季節やイベント毎にラインナップが変化する店内に気軽に立ち寄ることができます。

AOAO SAPPORO ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

「ミュージアムショップ」ラインナップ

■限定のぬいぐるみ
楠田幸雄館長補佐*2による監修でイワトビペンギンとフェアリーペンギンの特徴や愛らしさを忠実に再現した限定のぬいぐるみです。

・フェアリーペンギン 2,480円
・キタイワトビペンギン 2,480円 など

AOAO SAPPORO ミュージアムショップ

■オリジナルグッズ

・オリジナルアクリルキーホルダー 770円
・オリジナルプリントクッキー 1,380円
・オリジナルペンギントートバッグ 2,480円 など

AOAO SAPPORO ミュージアムショップ

※料金は全て税込みです。

5Fの「ネイチャーアクアリウム」横にはコワーキングスペースを併設。インターネット環境やコンセントに加え、本棚やソファも備えられています。仕事はもちろん、「シロクマベーカリー&」で購入したクロワッサンやコーヒーをお供にくつろぐこともできます。

AOAO SAPPORO コワーキングスペース

コワーキングスペースは追加料金なしで利用することが可能

さらに、おむつ交換台や授乳室、キッズスペースも備えたベビールームも5Fに備えられています。乳児をお連れのご家族でも、安心して館内を楽しむことができます。

AOAO SAPPORO ベビールーム

おむつ交換台は3台、授乳室は2部屋用意

AOAO SAPPORO ベビールーム

子供が遊べるキッズスペース

営業時間や入場料金の詳細

営業時間は10:00~22:00で、仕事帰りや買い物ついでに気軽に立ち寄ることができます。入館料金は時期によって異なり、大人(高校生以上)は2,000円/2,200円、子ども(小中学生)は1,100円/1,000円、幼児(3歳以上)は200円を予定しています。

AOAO SAPPORO 料金

「AOAO SAPPORO」という名称は、生命が生き生きと繁茂する様子を表す「青々」が由来。札幌という都市のビル内にありながら、海や水の生き物たちの豊かな生態に出会える場所をつくりたい、という思いが込められています。

AOAO SAPPORO ロゴ

AOAO SAPPORO ロゴマーク

地下鉄大通駅やすすきの駅から、そしてJR札幌駅からも徒歩圏内でアクセスできる都市型水族館「AOAO SAPPORO」。7月20日のオープンが待ち遠しいですね。

SPOT AOAO SAPPORO

AOAO SAPPORO

■住所:札幌市中央区南2条西3丁目20番地 moyuk SAPPORO 4階~6階
■営業時間:10:00~22:00(最終入館21:00) ※季節によって変動
■休館日:なし ※施設メンテナンス等により臨時休館の場合あり
■料金:
・大人(高校生以上) 2,200円 / 2,000円
・子ども(小中学生) 1,100円 / 1,000円
・幼児(3歳以上)200円
※入館料金は時期によって異なる
■アクセス:地下鉄「大通」駅から徒歩3分 / 札幌市電「狸小路」駅から徒歩1分
■公式ティザーサイト:https://aoao-sapporo.blue
■公式Instagramアカウント:@aoao_sapporo

「AOAO SAPPORO」の詳細をDomingoでみる

SPOT moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)

moyuk SAPPORO

■住所:札幌市中央区南2条西3丁目20番地

「moyuk SAPPORO」の詳細をDomingoでみる

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