Domingo編集部
「北海道石」とは
北海道鹿追町と愛別町で発見された「北海道石」こと、学名「hokkaidoite(ホッカイドウアイト)」は、炭素や水素など生物が持つ元素からなる化合物でできた「有機鉱物」。愛別町で見つかった岩石の中に見慣れない鉱物があるのが発見され、その後、鹿追町で見つかった宝石の一種オパールの中にも含まれていることがわかりました。紫外線を当てると黄色~黄緑色の蛍光を発する特徴があります。
紫外線を当てると鮮やかに光る新たな #鉱物
— NHK北海道 (@nhk_hokkaido) May 26, 2023
道内で発見され、国際機関に登録されました
その名も…
/#北海道石
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地層の中の生物の遺骸が
火山の地熱を受けてできたものと推定されますhttps://t.co/n9HelRp6lU#ほっかいどうせき #hokkaidoite pic.twitter.com/WD0f06mCFh
2023年1月、国際鉱物学連合で新鉱物として承認・登録された「北海道石」を発表したのは、相模中央化学研究所と東海大学、大阪大学の研究チーム。5月26日に行われた「⽇本地球惑星科学連合2023年⼤会」の中で、「北海道⽯。新規な多環芳⾹族炭化⽔素鉱物とその⽣成メカニズム」「北海道で産出した多環芳⾹族炭化⽔素鉱物のキャラクタリゼーションとその多様性」と発表が行われました。
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