沼田町の森をあそび尽くす!みんなの夢が詰まった「自然学校」づくり|Domingo

沼田町の森をあそび尽くす!みんなの夢が詰まった「自然学校」づくり

体験

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沼田町

沼田町には、聞けば聞くほど、訪れれば訪れるほど、味わい深い魅力がたくさんあります。
町の面積の7割を占める森林、かつて「炭鉱」があったという歴史、住民の努力によって守られる「ほたる」との共生環境や「夜高あんどん祭り」の文化、豪雪地域であるからこそ冷房や農業に「雪」を活かす取り組み……

そんな沼田町の豊かな魅力と新たな発想を結びつけ、子どもも大人も関係なく1年中森であそべる「自然学校」づくりが始まっています。

沼田町に「自然学校」を作る

これまでに行われてきた活動は、沼田町の歴史を知って体験する「ストーンキャンプ」や、木工クラフトを楽しむ大人のための「クラフトキャンプ」など、沼田町を自慢したくなるものばかり!
沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebook

ストーンキャンプ 吉住炭鉱見学・体験の様子(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

ストーンキャンプ 吉住炭鉱見学・体験の様子(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

馬のふれあい体験の様子(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

馬のふれあい体験の様子(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

クラフトキャンプ ワークショップ(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

クラフトキャンプ ワークショップ(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

また、先日「自然学校」で実現したい、やってみたいことを、まちの職員も町民も一緒になって考えるワークショップが開かれ、とてもわくわくする絵が出来上がりました。

自然学校の未来像(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

自然学校の未来像(沼田町まるごと自然体験プロジェクト【北海道沼田町】Facebookより)

今後実現するかもしれない素敵な未来をいくつかご紹介します。

①人が自然と集まる場所

中心には「火」があり、人が集まり会話が弾む

人が自然と集まる場所

②天然の熟成庫

沼田町の雪でお酒やお肉を熟成する「雪室」を設置する

天然の熟成庫

③食べられる庭

エディブルガーデンを作り収穫した野菜で商品開発する

食べられる庭

沼田町の森あそび

イタヤカエデ樹液採取体験

今回冬の森を案内してくれるのは大沼流山牧場の加藤さん。
普段は森に関する様々なことを行なっており、メープルシロップ作りから、キノコや山菜の収穫、薪作り、時にはセグウェイの講師など多岐にわたります。

加藤さん

今回行うのは「イタヤカエデの樹液採取」。早速イタヤカエデを探しに森へ入ります。

北海道でも有数の豪雪地帯である沼田町、3月上旬の季節はまだ冬。
新芽が芽吹くどころか、雪は1.5~2mも積もっています。

沼田の積雪

夏の時期であれば葉っぱの形で判断できますが、現状ヒントの少ない中で「イタヤカエデ」を探すのは困難なのでは…?

森のプロである加藤さんが教えてくれます。

イタヤカエデは枝の分かれ方に特徴があります。それは同じところから2本の枝が出ていること、そして他の木に比べて枝先が太いこと。
また、木の幹には地衣類がたくさんついていることも特徴なんだそう。

イタヤカエデの枝先

イタヤカエデの枝先

イタヤカエデの幹につく地衣類

イタヤカエデの幹につく地衣類

イタヤカエデが見つけられたら早速樹液の採取を行います。

まずは、木の幹に直径1cm、深さ6cm程度の穴を開けます。そこに「スパイル」と呼ばれる樹液採取用の道具を差し込むと、樹液がぽたぽたと垂れてくるように。その下に専用のバケツを設置し、ゴミが入らないよう蓋を設置してあとは待つだけ!

イタヤカエデの木の幹にドリルで穴を開ける

イタヤカエデの木の幹にドリルで穴を開ける

開けた穴に「スパイル」という専用の道具を差し込み、トンカチではめ込む

開けた穴に「スパイル」という専用の道具を差し込み、トンカチではめ込む

バケツをかけるとポタポタと滴る樹液をためておける

バケツをかけるとポタポタと滴る樹液をためておける

ゴミが入らないように蓋をしてあとは待つだけ

ゴミが入らないように蓋をしてあとは待つだけ

カエデの樹液を採取するのに最適なのは、雪解けが始まるこの時期限定なんだそうで、貴重な機会に立ち会わせていただきました。

採取した樹液は、メープルシロップの材料です。「甘いんだろうな」と飲んでみると甘みはほんのり、森の香り。この時点での糖度は1%程度なんだそう。
メープルシロップの基準は、糖度が66%以上……ということは、イタヤカエデの樹液2Lから作ることができるメープルシロップはわずか約30mL!こんなに貴重な森の恵みだったのか、と初めて知りました。

イタヤカエデの樹液

ゆきまちサウナ体験

今回、「ゆきまちサウナ」を体験させてくれるのは沼田町職員の春山さん。
普段は沼田町職員としてまちの様々な取り組みを企画・実施したり、JR留萌本線の存続に力を注いでいる春山さん、なんと「サウナ・スパプロフェッショナル」「フィンランドサウナアンバサダー」というサウナのスペシャリストとしての肩書きも。

ほろしん温泉に案内されるのかな?と思ったら、案内されたのは屋外に設置された「テントサウナ」。

沼田町職員 兼 サウナ・スパプロフェッショナルの春山さん

沼田町職員 兼 サウナ・スパプロフェッショナルの春山さん

先ほどから申し上げていますが、北海道でも有数の豪雪地帯である沼田町、3月上旬の季節はまだ冬。
1.5~2mほども積もった雪を掘りほり、極寒の地ロシアで生まれたサウナ用のストーブと専用のテントを設置するのだとか。

ストーブの上に設置されているサウナストーンは沼田町産の玄武岩。蓄熱性が高く、サウナに適しているのではないかと春山さんは話します。

沼田町産の玄武岩をサウナストーンとして使う

沼田町産の玄武岩をサウナストーンとして使う

サウナストーンに水をかけ体感温度を上げてくれる「ロウリュ」は、サウナのプロフェッショナルのおかげでいい温度と湿度、そしてパチィ、パチッ、ジュウ、ジュワ〜!という最高にいい音。

春山さんお手製のひしゃくでサウナストーンに水をかける

春山さんお手製のひしゃくでサウナストーンに水をかける

脈拍が早くなってきたら次は水風呂……の代わりに雪にダイブ!もできるのが沼田のゆきまちサウナの魅力です。
そのあとは外気浴。インフィニティチェアに座りながら森や空を眺める贅沢……動けなくなりそうでした。

沼田町の森

春山さんと一緒にサウナに入ると、ととのい方やその効用、本場フィンランドのサウナ習慣、国内のおすすめサウナなど様々なお話を聞かせてくれ、サウナをこれまでの何倍も何十倍も楽しむことができました。

沼田町の森をあそび尽くす「森あそびサポーター」

沼田町での体験や自然学校の未来像は、人をとってもわくわくさせるものばかり。
Domingo編集部は沼田町在住では無いですが、滞在したことで「自然学校づくりに関わってみたい!」「沼田の森であそびたい!」との思いが湧き上がってしまいました…!

この記事を読んでくださっている皆さんのなかにも、「沼田町に行ってみたい」「この壮大なプロジェクトに関わってみたい」と思った方も多かったのではないでしょうか?

そんなあなたには「森あそびサポーター」という制度があります。

森あそびサポーターについて

森あそびサポーター(通称「森サポ」)になると、自然学校に関わるワークショップやイベントの情報がメールで届きます。
そのなかで参加したいものに参加することもできるし、自分はこんなことをやってみたいという意見も申し出ることも!

また、遠隔地からも参加できるオンライン配信イベントが開催されることもあります。
どこにお住まいでも、少しでも気になった方はぜひ森サポの仲間入りをしましょう!
ちなみにDomingo編集部は、さっそく森サポに登録しましたよ!

森あそびサポーターとは?

ほろしんの森であそび、作り上げていくメンバーのことです。
沼田町内の方に限らず、全道、全国のどなたでも登録出来ますし、年会費や参加強制のイベントはありませんので、気が乗ったときにお気軽に参加できます。
登録だけでも、と思われた方は沼田町まるごと自然体験事務局(numatashizen@gmail.com)あてにお名前、ご年齢、住所、メールアドレスをご記入のうえ、メールください。
活動にかかる様々な情報を発信していきます!

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