Domingo編集部
芽室町を五感で楽しめる『めむろ散走』とは?
日本の食糧生産を支える芽室町。そんな農業から生まれる「食」はもちろん、脈々と受け継がれた丁寧な仕事が織りなす「農村景観」、そしてそれを創りだす「人」。
そんな芽室町の魅力を自転車で走り抜けながら五感で感じる遊び、それが『めむろ散走』です。
地元愛あふれるガイド・サポーターの方がその季節、その時間で一番良いコースを案内してくれます。
電動アシスト自転車、ヘルメット、手袋などの貸出もしてくれるので安心。
自転車の乗り方からレクチャーし、ツアー中も途中で立ち止まりながらのんびりと進むので、普段は自転車に乗らないという方でも、手ぶらで気軽に楽しむことができるツアーです。
さまざまな角度からまちを楽しめる『めむろ散走』
『めむろ散走』で現在参加募集しているツアーは6つ。
パン屋さんを巡る「こだわりのパン屋散走」や、子牛にミルクをあげる体験などができる「モーモー散走」、芽室町の絶景を楽しめる「新嵐山周辺さくっと散走」など、さまざまな角度から芽室町を楽しむことができます。
Domingo編集部は8月に体感したのでこの中にはありませんが、ミニトマト&コーン狩り散走に参加してきました。
野菜へのありがたみと収穫の楽しさを体感する収穫体験ツアー
今回参加したのは、JR芽室駅をスタート地点として、コーンとミニトマトの収穫体験をするツアー。
今回ガイドをしてくれるのは、NPO法人Qucurcus(ククルクス)の及川さんです。
電動アシスト自転車、ヘルメット、手袋などを借り、早速出発します。
少し走って市街地を抜けると、広大な畑の中へ。
自転車を止めて食用のコーンと飼料用のコーンの違いを教えてもらったり、「ここに植えられているのはなんですか?」などと質問しながらサイクリングすること15分ほど。
誇りとこだわりを持って農業をする若手農家さんである、高野さんのとうきび畑に到着しました。
作物が病気になってしまうことを防ぐため畑に入る前に靴の上からカバーを履き、いよいよとうきびの収穫体験です!
今回収穫させてもらったのは、「ゴールドラッシュ」という品種。もぎたてのとうきびを生のまま食べてみて!ということで、そのままかじりついてみるととっても甘くてジューシー!
スイートコーンの一大産地、芽室町で育てられたこだわりのとうきびは、感動のおいしさでした。
とうきびを堪能した後は、同じく高野さんが栽培するミニトマトのハウスへお邪魔して、ミニトマトの収穫体験。
このミニトマトは、「キャロル」という品種なのだと高野さんが教えてくれます。
つやつやで甘みが強く、ついつい食べ続けてしまうおいしいトマトでした!
運が良ければ、高野さんのお家の犬や猫にも会えるかも。
芽室町の広大な風景を楽しみ、空気を感じながらサイクリングし、もぎたての野菜の味に感動する。本当に五感で芽室町の魅力を楽しむことができる充実の時間でした。
芽室町を五感で楽しんで、ファンになってもらいたい!
そんな『めむろ散走』を運営するNPO法人Qucurcus(ククルクス)の及川さんにお話を聞きました。
「『めむろ散走』では、参加者のみなさんに芽室町の風景をただ見るだけでなく、それ以上の体験をしてもらいたいと考えています。人との交流や体験を通し、このまちにまた来たい!と思ってくれるファンの方が増えたら嬉しいですね。」
及川さん自身、これまでいろいろなところを旅してきて実体験として持っているのは、ファンになってもらうのに一番重要なのは、「ひとと繋がり」だということ。
ツアーの途中で寄らせてもらう場所の方々や、ツアーガイドとのコミュニケーションを大事にして、つながりを作ってもらうことを大切にしています。
『めむろ散走』を体験した方々からは、
「野菜に関する話を聞いたり、実際に収穫体験をしてみて、野菜を見る目が変わった!」
「これまでスーパーでしかみたことなかった野菜、畑ではこんな風に育ってるんだ!と驚いた」
「野菜作りに込められている手間やこだわりを知れて、そのあとの食とか生活に変化があった!」
などの声があるんだそう。
私自身もツアーに参加して、ガイドの及川さんや農家の高野さんに野菜のことを教えてもらって、実際に収穫体験もさせてもらって、及川さんと高野さん、そして芽室町のファンになりました。みなさんも、『めむろ散走』を体験したら大ファンになること間違いなし!
いま体験できる『めむろ散走』
先ほども書きましたが、現在募集している『めむろ散走』は6種類。
季節によって収穫できる野菜も違うので、お目当の野菜をめがけて参加するのもいいかもしれません。
今週末は、しほろで「シーベリー」を収穫するイベントあります!ぜひチェックしてみてくださいね。
■ しほろ散走 シーベリー編
『めむろ散走』への参加は、ホームページやFacebookに記載している申し込みフォームにて受け付けています!
開催日についてホームページに掲載されているカレンダーを確認したうえで、申し込んでみてくださいね!