スポット
園内に残る大地の起伏は原始の風景、北海道を知る4千種の生きた標本
1886(明治19)年に造られた、日本で2番目に古い植物園。札幌農学校二期生の植物学者、宮部金吾が1883年に植物園の設立計画を命じられ、翌年の6月から北海道の植物を採取する旅で集めたという樹木が今も残る。根室に立ち寄った際に、居合わせた船で渡った千島から持ち帰ったと言われているグイマツもそのひとつ。現役で使われている博物館の建物としては日本最古となる、開拓使の博物館も見どころ。また、アイヌ民族の資料を展示する「北方民族資料室」では、1935(昭和10)年に旭川で撮影された、熊の霊を送る儀式「熊祭」の無声映画を放映。神聖な儀式を動画で見られる、非常に貴重な展示資料と言える。
札幌観光協会 北海道大学植物園営業時間
夏期(4月29日~9月30日) 9:00~16:30
夏期(10月1日~11月3日) 9:00~16:00
冬期(11月4日~4月28日) 10:00~15:30(月曜~金曜)※土曜~12:30
※入園は閉園の30分前まで
定休日
夏期:月曜(祝日の場合は翌火曜)
冬期:日曜、祝日、年末年始
※天候等により臨時閉園する場合あり
料金
夏期 高校生以上420円 小・中学生300円
冬期 小学生以上120円
※5月4日「みどりの日」は無料開園
駐車場
なし
所在地
北海道札幌市中央区北3条西8丁目
・地下鉄南北線・東豊線・JR線「さっぽろ(札幌)」 下車、徒歩10分
・地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」 下車、徒歩10分
・地下鉄東西線「西11丁目」下車、徒歩10分
お問い合わせ
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園
0112210066
※掲載情報は2022年6月時点のものです。
※掲載情報はその後変更となる場合がございますので、詳細は公式サイトなどをご確認ください。