「函館・道南ぐるっと旅」公共交通機関の割引を利用しておトクに満喫!|Domingo

「函館・道南ぐるっと旅」公共交通機関の割引を利用しておトクに満喫!

スポット

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函館市

異国情緒あふれる街並みや、百万ドルの夜景と称される夜景が有名な函館・道南地域。いつか旅に行きたいと思っているみなさん、今がチャンスです!「ぐるっと北海道」など様々な公共交通割引などを活用しておトクな旅に出かけてみませんか?

今回はそんな魅力あふれる函館・道南地域を公共交通機関をつかっておトクに満喫する「函館・道南ぐるっと旅」1泊2日のモデルルートをご案内!ぜひみなさんの旅の参考にしてみてください!

「函館・道南ぐるっと旅」1日目 JR函館駅 9:00出発

交通手段:いさりび鉄道、JR、函館市電、レンタサイクル
利用する公共交通割引:いさりび1日カンパス(税込900円)

「いさりび1日カンパス」の詳細は「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン/最大50%割!」公式HPをご確認ください。

旅のスタートは、午前9時頃、JR函館駅に到着したところから。1泊2日のプランです。

まず最初にすることは、お得な乗車チケットをゲットすること! 駅構内にある函館市観光案内所で「函館市電1日乗車券」(大人税込600円)と、駅に隣接するホテルJRイン函館で「いさりび1日カンパス」(税込900円)を購入します。

1日目に利用するいさりび1日カンパスは、五稜郭から木古内まで運行している道南いさりび鉄道と、函館バス指定区域内の路線バスが1日自由に乗り降りできるチケット。ちなみに2日目に使う予定の函館市電1日乗車券は、乗車したい日付部分をスクラッチして使用するんですって!面白い!

<函館バス「函館駅前駅」から約20分 「湯倉神社前」着>

9:30 湯倉神社

さて、まずは旅の安全祈願のために、湯倉神社へと向かいましょう。湯倉神社へは函館市電の移動も便利ですが、今回はおトクにいさりび1日カンパスを使って函館バスで向かいます。

湯倉神社に到着!参拝を済ませたら、北海道ご当地えぞみくじ「イカすおみくじ」で運試し!函館名物にちなんで、イカのマスコットを釣り上げるという斬新すぎるおみくじに、思わず顔がほころびます。境内には他にもユニークな仕掛けがいろいろあって、時間もあっという間に過ぎていきます。

SPOT 湯倉神社

■所在地:函館市湯川町2丁目28番1号
「湯倉神社」の過去の特集をDomingoで見る

<函館市電「湯の川駅」から約25分 「函館駅前」着
JR「函館駅」から約1時間 いさりび鉄道「木古内駅」着>

バスの待ち時間が少しあったので、より早く到着する函館市電「湯の川駅」で250円を支払い「函館駅前」へ。函館駅から今度は道南いさりび鉄道に乗車しましょう。

いさりび鉄道は五稜郭駅から木古内駅までの区間を運行している列車ですが、函館駅から乗り換えなしで行くことができます。ただし、函館から五稜郭までの料金250円が別途かかります。自然豊かな緑の中を駆け抜けるいさりび鉄道、なんだかノスタルジックでキュンとします。

函館を飛び出して、お隣の北斗市は木古内町へ。五稜郭駅から木古内駅までの料金は980円なので、もういさりび1日カンパスの元が取れちゃいました!木古内駅は北海道新幹線の停車駅でもあり、木を基調とした構内はとっても素敵。でも、木古内まで足を延ばした理由は、他にあって……。

11:40 道の駅 みそぎの郷 きこない

駅の向かいに建つ「道の駅 みそぎの郷 きこない」! ここ、なんと某旅行雑誌が選ぶ全国道の駅ランキング総合1位に何度も輝いているという、すごい道の駅なんです。駅と対を成すかのように、こちらも木を基調とした開放感あふれる空間。

おいしそうなものがいろいろある中、お店の人に「かなり人気ですよ!」とおすすめされた「みそぎの塩ソフトクリーム」をオーダー。優しい甘さに塩味がアクセントとなって、暑い夏にもピッタリのソフトクリームです。

木古内町の公式キャラクター「キーコ」のグッズも購入し、再び木古内駅からいさりび鉄道に乗って移動します。

SPOT 道の駅 みそぎの郷 きこない

■所在地:木古内町字本町338-14
■基本営業時間:9:00~18:00
「道の駅 みそぎの郷 きこない」の詳細をDomingoで見る

<いさりび鉄道「木古内駅」から約20分 「渡島当別駅」着>

木古内駅からいさりび鉄道で渡島当別駅へ。駅前にあるレンタサイクルで自転車を借り、道南の気持ちいい風を浴びながら次なる目的地へ!

13:30 トラピスト修道院

自転車を走らせ、美しい並木道の奥に見えてきたのは「トラピスト修道院」。トラピスト修道院は全国的にも珍しい男子修道院です。建物の外観からも、その厳かな雰囲気が伝わってきます。

トラピスト修道院といえば、お土産で人気のトラピストバターやトラピストクッキーが有名。そして、濃厚なバター風味のソフトクリームはこの地でしか食べられない味!……あれ?さっきもソフトクリーム食べてなかった?いやはや、北海道の旅にソフトクリームはつきものなのです。

SPOT トラピスト修道院

■所在地:北斗市三ツ石392
「トラピスト修道院」の詳細をDomingoで見る

<いさりび鉄道「渡島当別駅」から約43分 JR「函館駅」着>

渡島当別駅でレンタサイクルを返却し、またしてもいさりび鉄道に飛び乗ってJR函館駅へ。渡島当別から五稜郭までの料金600円はいさりび1日カンパスを利用し、往路同様、五稜郭から函館までの料金250円は実費になります。函館に到着すると、時刻は16:00をとっくに過ぎています。

16:30 ハセガワストア

駅周辺を散策していると、ハセガワストアを発見!ハセガワストアは、函館市で創業したコンビニエンスストア。注文すると店内で焼いてくれる「やきとり弁当」が名物です。やきとり弁当という名前ですが、実際は豚肉だというところも不思議ですよね。というわけで、ちょっと早いですが夕食はこれで決まり!

<函館バス(函館山登山バス)「函館駅前駅」から約15分 「函館山山頂駅」着>

すっかり日が落ちたら函館山へ。ロープウェイで登るのもいいのですが、せっかくいさりび1日カンパスがあるので、これを利用して函館バス(函館山登山バス)に乗ることにします。そして向かった先に待っていたのは……。

19:00 函館山(函館山展望台)

函館の夜といえば函館山から眺める「100万ドルの夜景」! 世界三大夜景とも称される函館の夜景は、目の前にすると納得の輝き。うっとりと眺めていると、つい時間を忘れてしまいそうです。

SPOT 函館山展望台

■所在地:函館市函館山
「函館山展望台」の詳細をDomingoで見る

今日は函館市内に宿泊。バスで函館駅前まで移動し、旅の1日目は終了!

<函館バス(函館山登山バス)「函館山山頂駅」から約15分「函館駅前駅」着>

「函館・道南ぐるっと旅」2日目 7:30出発

交通手段:函館市電
利用する公共交通割引:函館市電1日乗車券(税込600円)

7:30 函館朝市

2日目の朝は、函館朝市からスタート!函館朝市はJR函館駅から徒歩わずか1分の距離にあります。

店頭から発せられる威勢のいい呼び込みの声を聞きながら、新鮮な魚介類に目を奪われたり、イカ釣りに挑戦したり……。朝食はもちろん海鮮丼!なんてゴージャスな朝ごはん!お腹を満たしてこれからに備えます。

<函館市電「函館駅前駅」から約17分 「五稜郭公園前駅」着>

ここからは昨日のうちに購入しておいた市電1日乗車券を使い、函館市電に乗って五稜郭公園を目指します!

10:00 五稜郭公園(五稜郭タワー)

星形五角形の形で有名な五稜郭公園。歴史好きの方はもちろん、最近はマンガ・アニメ『ゴールデンカムイ』の影響で来園する方も増えているそう。春には園内の約1,540本もの桜が開花し、桜の名所としても知られています。

そしてここは五稜郭公園の中にある高さ108mの五稜郭タワー。展望台からの眺めが素晴らしいことはもちろん、下から見上げるタワーそのものの姿も凜として、こんなにも美しいのですね。まぶしいほどの白が青空に映えます。ゆっくり時間をとって公園を散策していると、あっという間にお昼。そろそろ出発しましょう。

SPOT 五稜郭公園

■所在地:函館市五稜郭町44
■開園時間:4月~10月 5:00 ~19:00 /11月~3月 5:00~18:00
「五稜郭公園」の詳細をDomingoで見る

<函館市電「五稜郭公園前駅」から約20分 「十字街駅」着>

ここでも市電1日乗車券をつかって五稜郭公園前から十字街へ。そろそろお腹が空いてきました……。

12:30 ラッキーピエロ

ということで昼食は函館といえばここ、ラッキーピエロ!ラッキーピエロは、函館のご当地ファストフード店。一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」は、他のどのファストフードとも異なる唯一無二の味。函館でしか食べられないからこそテンションが上がります!

午後はベイエリアを歩いて、港町として栄えた函館らしい風景を見て回ります。

13:30 金森赤レンガ倉庫

函館と聞くと、夜景と共に、レンガ造りの倉庫群をイメージする人も多いのではないでしょうか。ここのベイエリアにあるのが、この金森赤レンガ倉庫。お土産や函館ならではの食事をするにはもってこいの場所です。この一帯は歩いているだけでも気持ちよくて、写真をたくさん撮りたくなるスポットです。

SPOT 金森赤レンガ倉庫群

■所在地:函館市末広町13-9
■開館時間:9:30~19:00
「金森赤レンガ倉庫群」の詳細をDomingoで見る

<函館市電「十字街駅」から約3分 「末広町駅」着>

14:40 坂めぐり(八幡坂・大三坂・二十間坂など)

函館市電で十字街から末広町へ。函館は「坂の街」とも称されるほど、坂道の多い場所。その数、実に19本! どれも個性的で素敵なのですが、その昔、テレビCMのロケ地となった八幡坂は特に有名。坂の上から振り返れば、函館湾まで真っ直ぐ続く道が見下ろせます。なんとも清々しい光景です。

そしてこの辺りには、歩いて5分圏内にソフトクリームを販売している店舗がいくつもあります。坂を制覇しながら、ソフトクリームを食べ比べるのも楽しいですよ。北海道の旅にソフトクリームはつきものですから……!

また、坂の上には異国情緒あふれる教会群があるのも魅力です。そのひとつが、風見鶏の屋根飾りが目印の元町カトリック教会。函館ハリストス正教会は残念ながら2022年末まで修復工事中のため見ることができませんが、茶色の十字型をした屋根が特徴的な函館聖ヨハネ教会など、眺めているだけでヨーロッパの風が感じられるようです。

2日目の午後は五稜郭タワー、ベイエリア、坂道と、函館らしい風景をたっぷり堪能しました。帰りの時間が迫っています。函館市電に乗って末広町から函館駅前へ。市電1日乗車券を利用するのもこれが最後です。

<函館市電「末広町駅」から約10分 「函館駅前駅」着>

函館駅に到着しました!という訳で、公共交通機関を利用して函館・道南を満喫する旅、いかがでしたでしょうか。函館・道南を代表する定番スポットに行けるのはもちろん、地域に根づいたバスや電車を利用すると、その地のことをより深く知れたような気分になりますよ。ぜひおトクな旅の計画の参考にしてみてくださいね!

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北海道内の交通事業者が、期間限定でおトクな乗り放題乗車券や割引乗車券などを発売。利用者が購入する際の費用の一部を北海道が負担することにより、おトクに公共交通をご利用いただけます。
のりものやすいと、のりやすい!

公式HP:https://www.hokkaido-rail-k.jp/guruttohokkaido/
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