
Domingo 記事
今回ご紹介するのはアイヌ語で山の神を意味する「キムンカムイ」という名を持つヒグマ。離島を除く北海道各地に生息し、冬眠前の秋から冬にかけては貯食をするため、活発に行動します。
草地を歩く
山深いところを散策していると、思わぬ場所からヒグマが姿を現すことも。
まだ薄暗い林道脇で慌てて撮った1枚
100kgから200kgという体重にも関わらず、とっても身軽なヒグマ。木の実や休息のために、あっという間に木を登り、この時はしばらく木の上で休んでいました。
木登りはお手のもの
鋭い爪も見えていますが、鋭い歯も持っています。肉食のように思われるヒグマは、実は雑食性。奥歯は植物を噛みつぶしたり、すりつぶしたりにするのにピッタリな歯になっています。
一見可愛くも見えるが
夕方ごろ、斜面の上の方から聞こえてくるガサガサ音がしたので見上げてみると…。
斜面の上からこちらの様子をうかがう
北海道に住んでいても「野生のヒグマを見たことがない」という人は多いはずです。斜里町や羅臼町では、海上からヒグマの生態を観察するツアーがあります。ここからは、羅臼町の観光事業者が出している船に乗ってヒグマを撮影した写真をご紹介します。
高い高い崖の下を歩くヒグマ。海岸線を歩き、海藻などに付着した甲殻類などを食べます。
大きな自然の前にはヒグマでも小さく見える
ヒグマはサケやマスを捕まえているイメージが強いと思いますが、まさしくその場面。
川を眺めるヒグマ
ヒグマとはいえ簡単に捕まえることはできなさそう。
カラフトマス。ヒグマはまだ気付いていない
突然川に突っ込んでいヒグマ。
なんだか愛くるしい後ろ姿
なんだか誇らしげな表情に見えるのは私だけでしょうか…?冬を越すためにしっかりと蓄え、雪解けの春を迎えて欲しいなと思います。
無事に獲物をゲット
ライタープロフィール
1991年苫小牧市生まれ。 「情報発信がしたい」という異色とも言える主張を携え挑んだ公務員試験。2013年、苫小牧市の横に位置する安平町に入庁することが決まる。主業務は広報担当(8年目)。 地方公務員でありつつも、スチール・ムービーカメラマンでもある。 撮影した写真はコンテストへの入賞やメディアに取り上げられるなど、多くの人のもとに届けられている。 2020年 ・坂上動物王国(フジテレビ) 2021年 ・みんテレ(UHB)
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