Domingo編集部
2023年12月1日、「オーロラが見えた!」とSNSでは北海道各地からの目撃情報が多く寄せられ、予想外の幻想的な天体ショーに驚きと感動の声が溢れました。
そんな中、比布町でオーロラを観測した新井遼さん(@ryo_pippuskiing)は、その感動的な瞬間をタイムラプス映像(コマ送り動画)で撮影。瞬く星空のもと、赤いオーロラが揺らめく様子は、写真とは一味違う幻想的な美しさを感じさせてくれます。
今夜、北海道中で観測された低緯度オーロラ
— 新井遼_スキーといちごの町ぴっぷ町の元広報担当(Ryo) (@ryo_pippuskiing) December 1, 2023
比布町内でも見られたのでタイムラプスに
一番強く光っていた時には肉眼でもわずかに赤く輝いているのを見ることができました
いや本当、めっちゃ感動した… pic.twitter.com/48FJNHJkCt
なかなか出会うことができない天体ショーを目の当たりにした新井さんに、撮影当時の感想をうかがってみました。
オーロラが見られるかもしれないと聞いて、天気も良かったので上手くいけば撮れるかな?ぐらいの気持ちで撮影していたのですが、まさか本当に撮れるとは思ってもみませんでした。
モニターにオーロラが写った瞬間の興奮は忘れられません。
オーロラは、太陽の表面で起こった爆発(太陽フレア)で発生したプラズマが地球に到達した際に見られる現象。北極や北欧などで見られる緑色とは違い、緯度の低い北海道などでは赤いオーロラとして見えます。
北海道の北から東にかけての広い範囲で目撃された今回のオーロラは、11月29日(水)に発生した太陽フレアの影響とみられており、近年、太陽の活動が活発な周期に入っているということも影響して、再来年まで北海道で見られる可能性が高いそうです。
北海道でも数年ぶりに観測されたオーロラですが、運よく見ることができたら一生の思い出になりそうですね。