道東中標津空港から車で10分ほどいったところにある「NAKASHIBETSU HOTEL KUTEKUN（ホテルクテクン）」は、コンテナを改装した珍しいホテル。客室だけではなく極上のサウナまでコンテナでつくられており、その中身はサウナーも唸るほどの神サウナなのだとか。今回は、快適なステイとサウナを求めて全国から旅行客が訪れるホテルクテクンについて紹介します。

秘境の滝に込められた名前の想い

ホテルクテクンの名前の由来は、中標津にある秘境の滝「クテクン滝」から地元の方にも馴染みのある名前をという想いで名付けられました。コンテナをホテルにするという発想は、先に社宅としてコンテナを利用していたため、そのノウハウを元に計画し、このホテルクテクンが生まれました。

快適性重視のこだわり

気軽に利用できる「easy Stay」がコンセプトのホテルクテクン。気軽に使って欲しいという願いから、シンプルかつ、落ち着きのある空間を演出。心地よさを追求したベッドを配置し、思う存分くつろげます。客室内のカラーは滝をイメージした水色や白が基調としており、清潔感漂う気持ちの良い滞在が可能です。車イスでも利用可能なユニバーサルルームでは、身体が不自由な方も快適に過ごせる設備が充実しています。

また、ホテルクテクンに車で着いたら、客室の正面に駐車できるので、荷物の上げ下ろしもラクチン。うっかり車に忘れ物をしても、すぐに取りに行ける便利さも嬉しいですね。

オーナーもサウナー？好きを詰め込んだ極上サウナとは？

ホテルクテクンの特徴はみんなで入れるサウナ。水着やサウナ専用のウエアを着て、男女一緒に8人まで同時に入ることができます。ロウリュも自動でしてくれるのと、外にはサウナには欠かせない大きな水風呂が。たっぷり汗を流した後にザッブーン！と水風呂につかればととのうこと間違いなしです。

このサウナをホテルに設置しようと考えたのは、運営する高橋工業の高橋宗靖社長自身もサウナ好きだったから。「私もサウナ好きという事もあり、サウナに関しては、自分が一番快適と思える仕様にしております。まだまだ発展途上です。」

胆振東部地震のブラックアウトから学んだ地域貢献

ホテルクテクンは、令和5年8月に標津町と「災害発生時における宿泊施設の活用に関する協定」を締結しました。「2018年の胆振東部地震時にブラックアウトを経験した所から、災害時には要救助者や小さいお子様などが不自由なく滞在できる場が必要との想いで、要請時にはお部屋の供与をする」と高橋さんは語ります。また、サウナに関しても災害時には、暖を取れるよう解放するのだそう。大きな災害を経験したからこそできるホテルクテクンはらではの地域貢献です。

道東旅行の拠点をスマートに楽しむなら

「一度、宿泊体験をして頂ければ、コンテナとは思えないクオリティーだと感じれます。」と高橋さんが語る通り、客室内に入るとそこがコンテナの中だなんて忘れてしまうほど快適なホテルクテクン。さらに非接触でのチェックイン・チェックアウト機能もあるためスマートに道東ステイを楽しめます。ホテルはこれからまだまだ発展するとのこと。ぜひ、道東のシークレットスポット、ホテルクテクンで充実の滞在をお楽しみくださいね。

NAKASHIBETSU HOTEL KUTEKUN

■所在地：北海道標津郡中標津町東39条北1丁目1

NAKASHIBETSU HOTEL KUTEKUN 公式HP

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