Domingo編集部
日高山脈の最南端で太平洋を眺める襟裳岬の側にある、レストラン&ファームイン『短角王国 守人(まぶりっと)』。ここは短角牛を愛情たっぷりに育てている「高橋牧場」が、短角牛の魅力を発信しようと営んでいいるお店です。美味しい短角牛のメニューの数々を楽しめるのはもちろん、全国でも珍しい“短角牛を知ることができる”場所です。
えりも岬と海を望む絶景でのびのびと育つ短角牛
牧場とお店の一帯には、太平洋から吹く潮風で牧草が揺らぎ、牧草を食べる牛の奥に、海とえりも岬を望む広大な放牧地が広がっています。みなさん、短角牛って食べたことありますか? 実は赤身にとても旨味がのっていてかなり美味しいんです。脂はさっぱりとしていて、それでいて深みがある味わいが特徴。
そんな美味しさとは裏腹に現在は短角牛を育てている農家は全国的にとても珍しくなりましたが、ここ『短角王国 守人』では美味しい赤身肉=短角牛を堪能することができます。
短角牛の美味しさを堪能できるメニューの数々
レストラン『短角王国 守人』で人気なのが「短角牛のランチ」。3種類の部位が楽しめる「短角よくばり牛丼」(1280円・税抜)は金額も手頃で、地元の人の常連さんが好む一品。旅を彩る豪華ランチなら、ヒレ、リブロース、サーロインと部位が選べる「ステーキセット」(2,970円~・税抜)もおすすめ。また、短角牛のテールからじっくり出汁をとった『スープカレー』(1,060円・税抜)など、変わり種メニューも◎ あらゆるお料理で短角牛が満喫できます。
お肉やハンバーグも!短角牛の購入ができる直売所
また、『短角王国 守人』の入口ではお肉の直売も行われていて。短角牛のお肉はもちろん、短角牛のハンバーグなどの加工食品も購入できます。個人的なオススメは『スモークレバー』!レバー独特な臭みがなく、濃厚なレバーの味わいにうっとりします。切ればそのまま食べられるので、ホームパーティーでのお酒のアテにぴったりです。リピーターも多い商品なんだとか。
えりもに立ち寄る旅の宿泊に。生産現場も垣間見れる“ファームイン”
そして最後に、せっかく襟裳までいくのなら宿泊もしたいという方にはファームインもおすすめ。高橋牧場で育つ短角牛をみに行ったり、夜は生産者を交えてBBQをしたり、短角牛の生産現場を少し除ける旅が可能です。
家族やカップル、海外から友人がきたときの旅の候補にぜひ、レストラン&ファームイン『短角王国 守人』を覚えておいてください♪
高橋牧場 短角王国 守人(まぶりっと)
■所在地:北海道幌泉郡えりも町えりも岬406-1
■営業時間:9:00~17:00(17:00以降は要予約)
■休業日:日曜・月曜
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ライタープロフィール
鹿女 / 編集者 中村 まや
宮城県出身。グルメメディアの編集者から猟師へと転身。”鹿女まやもん”という愛称で親しまれている。おいしく命をいただくことをモットーに、鹿を獲るところから精肉まで一貫して行う。また、ロゴやパンフレットのデザイン制作やライター業、イベントの企画運営などフリーランスの編集者としても積極的に活動している。