【2025年最新】トマムの冬を満喫!幻想的な「アイスヴィレッジ」と絶景「霧氷テラス」の楽しみ方|Domingo

【2025年最新】トマムの冬を満喫!幻想的な「アイスヴィレッジ」と絶景「霧氷テラス」の楽しみ方

人気リゾート「星野リゾート トマム」の冬は、幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」と絶景が広がる「霧氷テラス」が登場。氷の飲食店や氷の教会、ホテルなどが並ぶ「アイスヴィレッジ」は、トマムならではの冬の風物詩。標高1,088mから見下ろす「霧氷テラス」では壮大な眺めを楽しめます。今回は、冬のトマムを満喫できる「アイスヴィレッジ」と「霧氷テラス」の詳細をご紹介します!

幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」とは?

トマム アイスヴィレッジ

アイスヴィレッジにある氷の教会

JRで新千歳空港から約90分、JRトマム駅から送迎バスでアクセスできる「星野リゾート トマム」は、観光客が多く訪れる人気リゾート地。スキーやスノーボードを楽しめるだけではなく、今回ご紹介する「アイスヴィレッジ」は、氷や雪でできた11棟のドームが立ち並ぶ氷の街で、例年観光客らに大人気です。

BARやパーラー、ラーメン屋、雑貨屋、郵便屋、ブティックなど、どれも氷のドームの中にあり、建物の壁も椅子もテーブルも全て氷や雪。スケートを楽しめるアイスリンクや、挙式を執り行える「氷の教会」や宿泊できる「氷のホテル」まで、全て氷でできています。こちらのイベントは、2025年3月14日まで開催されています。

氷のレストラン&バーで楽しむ特別なグルメ体験

トマム アイスヴィレッジ

「氷のラーメン屋」店内

ではここからは「アイスヴィレッジ」で実際に楽しめる施設や体験を詳しくご紹介!まずは、ここでしか体験できない食の数々と、幻想的でおしゃれなバーをご紹介します。

二度と食べられない!?「氷のラーメン屋」

トマム アイスヴィレッジ

氷のラーメンと餃子、ビール

「氷のラーメン屋」では、氷の器に盛り付けた「氷のラーメン」や「餃子」などを味わえます。ラーメンはもちろん「温」ではなく「冷」で、やや濃厚な味わいでシャーベットのような昆布の出汁が身体に沁みます。ナルトや煮卵のシャリっとして弾力のある食感がいいアクセント。麺は一般的なラーメンの1/3くらいの量なので気軽に味わえます。

トマム アイスヴィレッジ

煮卵の食感も新感覚

いっぽう餃子は「温」。凍った餃子のタレに付けて食べると、口の中でタレのシャリっとした冷たい食感とアツアツの餃子が絶妙に絡み合う不思議な美味しさを体験できます。ラーメンや餃子とともにビールもぜひ!氷のグラスに注いで味わうビールはキンキンに冷えまくってスキッとする美味しさです。

ちなみに、テーブルも椅子も全て氷ですが、椅子の上にはラグマットがあるので、お尻に氷の冷たさは直には届きにくいです。とはいえ気温氷点下の環境なので、スキーウエアなど防寒・防水の服装がベストです。

■氷のラーメン屋
料金:氷のラーメン 1,500円 / 餃子 1,000円 / ビール 1,500円

フルーツカクテルがオススメ「氷のBar」

トマム アイスヴィレッジ

「氷のBar」

お酒が好きな方は「氷のBar」へ。氷でできたバーカウンターと、奥にずらりと並ぶ酒瓶の風景は爽快。50種類以上もあるメニューの中でおすすめは、冷凍フルーツを使った氷のフルーツカクテル。ミックスベリー、オレンジ、キウイがあり、氷のグラスに注がれた色鮮やかなカクテルは写真映えすること間違いありません。

トマム アイスヴィレッジ

「氷のBar」のフルーツカクテル

スイーツが楽しめる「氷のパーラー」

スイーツ好きな方は、氷のパーラーでフローズンケーキと氷のクリームソーダを。ケーキは凍ったままでも美味しいですし、口の中でほんのり溶かすと味わいが少し変わって甘さが際立ちます。身体がキンキンに冷えてしまった方は、温かいコーヒーや紅茶、屋外の焚き火で炙って味わえるマシュマロも。ケーキはホテルのお部屋にテイクアウトして持ち帰ることもできます。

トマム アイスヴィレッジ

フローズンケーキと氷のクリームソーダ

■氷のBar
料金:氷のグラス付きドリンク 1,500円~ / 氷のフルーツカクテル 2,000円
■氷のパーラー
料金:フローズンケーキとホットドリンクセット2,000円~ / 氷のクリームソーダ1,500円 / マシュマロ 500円 / コーヒー 500円 / 紅茶 500円 / ココア500円

氷のホテルや教会で過ごす特別なひととき

トマム アイスヴィレッジ

「氷の教会」では挙式をあげることも可能

アイスヴィレッジの見どころは、食べ物や飲み物ばかりではありません!ここからは実際に宿泊できることで人気の「氷のホテル」をはじめ、氷の教会やブティックなど、各施設をご紹介します。

実際に宿泊体験できる「氷のホテル」

トマム アイスヴィレッジ

氷のベッドなど、扉以外の構造物はほぼ氷!

より貴重な冬の体験をしてみたいという方は、「氷のホテル」へのご宿泊はいかが?継ぎ目のない一枚の氷で造られたドームに1日1組(2名まで)のみ宿泊体験できるという、特別な空間。天井も椅子もベッドも氷!

また、氷のホテル宿泊者限定の露天風呂も、湯船以外は全て氷。露天風呂の近くには着替え場所とともに暖を取れる小屋があり、寝る時は寒冷地仕様の寝袋があるので、意外と快適!?実際に泊まったことがありますが、思いのほか寒さを感じられず貴重な体験で心底楽しかったですよ。例年人気なので、泊まりたい方はお早めに!

トマム アイスヴィレッジ

これぞ究極の秘湯!宿泊者だけが楽しめる氷の露天風呂

永遠の幸せが訪れるかも?「氷の教会」

トマム アイスヴィレッジ

「氷の教会」イメージ

そしてアイスヴィレッジでぜひ見ていただきたいのが「氷の教会」。氷でできた緩やかな階段を上り、氷の教会の目の前にやってくると、アイスヴィレッジの賑やかで楽しい雰囲気とは一変。荘厳な空気に包まれます。祭壇や十字架、バージンロードやイスなどすべてが氷と雪。「2人の純粋な気持ちが、途切れなく続く」という想いがこめられ、継ぎ目のない一枚の氷で造られています。

家族で楽しめる「氷のブティック・雑貨屋・郵便屋・滑り台」

トマム アイスヴィレッジ

「氷のブティック」には子ども用の衣装も

ショーウィンドウを併設した「氷のブティック」では、男女別の真っ白いコートや気温で色が変わるアクセサリーをレンタルでき、氷の街の風景の中での記念撮影にピッタリ!

また、「氷の雑貨屋」では、氷の棚に雪や氷をテーマにしたアクセサリーやマグカップなどのクラフト製品が並び、お土産探しにもピッタリ。「氷の郵便屋」では、気温で絵柄が変わるポストカードなどを販売。メッセージを書いて氷のポストに投函すれば、切手なしで世界中に送ることができます。

トマム アイスヴィレッジ

「氷の雑貨屋」イメージ

そして氷のドームを出て屋外へ。氷でできた滑り台は小さな子ども向けのショートと、子どもも大人も楽しめるロングがあります(身長130cm以上の方)。ロングはアイスヴィレッジを見渡せる展望台から滑り降りるので眺めがよいのですが、意外とスピードが出るので景色を見る余裕もないほどハラハラドキドキ! 童心に戻って思い切りはしゃげます。

トマム アイスヴィレッジ

焚き火で焼けるマシュマロ

トマム名物!「霧氷テラス」の魅力

トマム アイスヴィレッジ

そして、冬の星野リゾート トマムに来たら絶対に味わってほしいのが「霧氷テラス」。絶景ポイントまでは、トマム山の山麓から標高1,088mの山頂付近まで雲海ゴンドラ一本でアクセス。夏は「雲海テラス」として大人気の場所です。

冬の北海道ならではの絶景を一望!「霧氷テラス」

トマム アイスヴィレッジ

霧氷テラスにある「Cloud Walk(クラウドウォーク)」

テラスからは、見晴らしがよい日は眼下にトマムの真っ白い森が広がり、遠くには日高山脈の山々が連なる雄大な風景を眺められます。天候次第では、空気中の水蒸気や霧が木々に着いて凍った「霧氷」や「ダイヤモンドダスト」など、貴重な光景に出会えることも。

■霧氷テラス
・期間:2024年12月1日~2025年3月31日(予定)
・時間:9:00~15:30 (ゴンドラ山麓駅舎最終乗車)、16:00(ゴンドラ山頂駅舎最終乗車)、雲Cafeラストオーダー15:30
・ゴンドラ往復料金:大人 2,200 円、小学生 1,300 円、犬 500 円
※ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊客はゴンドラ料金無料
霧氷テラスアフタヌーンティー(小菓子やセイボリー8種類とドリンクつき)7,500円(1名)
※霧氷テラスアフタヌーンティーは1週間前までに公式サイトから要予約

※気象条件により霧氷が発生しない、または営業を中止する場合があります。

展望スポットはもちろんカフェでひと休みも

トマム アイスヴィレッジ

「Cloud Bar(クラウドバー)」は眺め爽快!

なお「霧氷テラス」には、白銀の絶景をより楽しく眺められる展望スポット「Cloud Bar(クラウドバー)」や「Cloud Walk(クラウドウォーク)」があり、写真映えすること間違いなし!またゴンドラを下車した建物内には「雲Cafe」があり、「霧氷テラスアフタヌーンティー」なども楽しめます。

トマム アイスヴィレッジ

霧氷テラスアフタヌーンティーのイメージ

「雲Cafe」で楽しむアフタヌーンティーは、「Cloud Walk(クラウドウォーク)」をイメージしたスタンドに、霧氷や雪山をイメージした小菓子やセイボリーが8種類も。また、チョコレートやドルチェとともに、一風変わったものがエビフリットのサンド。風上に向かって成長する霧氷の様子が「エビのしっぽ」と呼ばれているからだそうです。

また、飲み物は霧氷をイメージした「霧氷クリームコーヒー」を。ふわふわのクリームと繊細な飴細工を溶かして楽しみます。「雲Cafe」は、ヌクヌクとした暖かいカフェで、席によっては屋外の雪景色を眺めつつ、アフタヌーンティーを楽しむことができます。

冬のトマムでしか味わえない特別な時間を!

トマム アイスヴィレッジ

「星野リゾート トマム」ではその他にも、冬ならではの遊びや体験がいっぱい!パウダースノーのゲレンデでスキーやスノーボードを楽しめるのはもちろん、スノーシューの体験やスノーモービルの運転体験、雪原の上でのスノーラフティングやバナナボートの体験といったアグレッシブなアクティビティーが盛りだくさん。ゆったりと冬ならではの風景を楽しみたい方には、「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」と「霧氷テラス」がおすすめです。

トマム アイスヴィレッジ

大きなカニの足やタコの足などかなり食べ応えあり!カニミソなどをつけて味わえます

ゲレンデ直結・スキーイン・アウトでも楽しめる飲食店街「ホタルストリート」の屋外には特設の「こたつ」も!ここでは、こたつで暖まりながら海鮮や山菜などを使用した昆布出汁のおでんを味わえます。ゲレンデ中腹に立地しながらホテルから連絡通路を歩いて行けるので、一風変わった体験を気軽に楽しめます。

■スキーインスキーアウトこたつラウンジ
・期間:2024年12月26日~2025年3月31日(予定)
・時間:12:00~19:00(おでんは17:00~19:00)
・料金:こたつの利用は無料 / おでん串各種 700円~ / スペシャルおでん鍋 6,000円(数量限定) / 出汁割り日本酒各種 600円~ / ビール各種 800円~

星野リゾート トマムは、一年中いつ訪れても伝えきれないくらいの魅力がたくさん!冬の魅力もまだまだいっぱいあって、一泊だけでは物足りないほどです。「アイスヴィレッジ」や「霧氷テラス」など、冬のこの地ならではの体験を楽しんでみましょう!

EVENT 星野リゾート トマム「アイスヴィレッジ」(2025)

トマム アイスヴィレッジ

■所在地:勇払郡占冠村中トマム エリア内
『星野リゾート トマム「アイスヴィレッジ」(2025)』の詳細や地図情報はこちら

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ライタープロフィール

トラベルクリエイター 川島 暢華

神奈川県出身。北海道全179市町村を旅して北国の魅力と魔力にとりつかれ、2009年に北海道へ移住。それ以来、主に旅行や地域活性に関するメディアの取材撮影と記事や映像の制作、企画編集などを手掛ける。マイミッションは「北海道ファンを増やす」こと。

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